水流渓人のページ「登山日記」No.301

 
2008/4/2

「第一スラブノーマル新ルート」
比叡1峰

  
第2コブ岩を乗っ越す

最終ピッチ、2人スタスタと行く・・・

展望所にて
 

 
 2スラスーパーのつもり・・・いや、本当は登れないかも知れないのに、大きいことホザいて言ってみただけかも・・・だったが、2スラ1Pとなる7級が染 み出しで、余計に無理そうに見え、幸運?にも1スラノーマルのカンテ5級へと、転進できたという方が正確だろうなぁ〜!いや、実は濡れた壁を見上げ、「川 キョンがリードするなら、行ってもいいけど・・・。」と誘い?をかけてもみたんだが、山自体1ヶ月半ぶりなんで・・・と、お断りをもらいホッとしたのも正 直なところなんだなぁ〜。
 1P・・・ 駐車場から徒歩2分もかからない、夢の様な取り付きが、比叡1峰(1〜4スラ)である。1Pの染み出しは良くあることなんで、気にもしないで(本当は内心 少しビビッて登った)登り、スーパー・ノーマル本来のルートへの左折をたどらず、2スラへ向かう直上でロープを50m伸ばす。
 2P・・・樹林帯を歩く。右に2スラの取り付きを見て、染み出しを確認する(バンザイ!)
 3P・・・1スラノーマルのカンテ5級。一気に高度感が出て、傾斜も増すがホールドは多い。ただ、登るたびにガクつく岩が増えている様な気がするのだが・・・。
 4P・・・通称「亀の甲スラブ」。結構ビビッたりしていたが、気持ちよく登れる様になったもんだ!チムニー状の出だしは、体を外に出した方が楽勝。怖がると中に入ってしまい、余計大変!ハーケンの打ち足しが気に入らないので、意地でもクリップしないのは、歳を取った証拠かな?
 4P・・・直上がスーパールート。途中から右へ行き、コーナーを登る。スーパーより面白い4級。
 5P・・・私にはピッタリの4級スラブ。快適という言葉を使うならここだろう!と言う。今年も4級大好きの水流渓人でいい。
 6P・・・ 右スーパーの5+級。直上して草付を行ったのが昔のノーマル。草付もすっきりと払われ、そのまま「第2コブ岩」を直登するのが新しいノーマルルートであ る。ほぼ垂直。意を決して、長さの違うスリングでアブミを作り、常備日のテープアブミを取り出し、1ピン目・2ピン目に残置して登る。覚悟したら行くしか ないので、不恰好?にやっつけてしまった。3ピン目を過ぎれは傾斜は落ちるが、良く見ないと結構怖い。ここを登り、今日の満足感が数倍上がった気がした。
 7P・・・最終ピッチは、そのまま2人に行ってもらい、終了点を迎えた。3人での握手も久しぶり。
 夕方から用事のあるじんさんと早々に分かれ、川キョンと日向・お舟出の湯に寄って帰る。
 

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ブログ
自 宅7:00----日向コンビニ----駐車場9:20----取り付きスタート9:50----亀の甲へ10:50----第2コブ岩へ11:45-- --終了点Aピーク12:20----昼食----下山開始12:54----展望所13:05----クライマーズルート下降路----駐車場---- コーヒータイム----スリング回収----解散14:57----日向・お舟出の湯----自宅17:30
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           川キョン
年齢 49           熊本のじんさん
ピーク(山行)合計 365            
 
 
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