水流渓人のページ「登山日記」No.299

 
2008/3/7

霧島東神社〜「高千穂峰」
1574m

  
二子石を振り返る 御池側からの合流点より山頂 下山の時、御池・小池が綺麗だ!
 

 
 3月は職業柄、あれこれ気ぜわしく、不安定な休日取得体勢になる。春先、虫や植物がごそごそ動き出す季節に、私だけが忙しいわけでもないのだろうが、今 年は公私共に忙しい。長女の高校卒業、そして専門学校入学。次男の小学校卒業、そして中学入学。西都市に住む家族6人の、5人が宮崎市内へ通学・通勤する ことになる状況が決定付けられている。たくさんの状況を考えると、宮崎市内に居を移し、私が西都に通勤する方が、遥かに全員の負担が軽くなるのは判ってい る事・・・。許さないのは、経済事情と、住み慣れた家への愛着?いや、増えすぎた荷物・道具の状況・・・(^◇^;)。4人の子育ては、幸せや楽しさは4 倍であることは確実だが、もっと確実なのは経済も4倍・・・、まして4人とも私立の中高一貫校だもんなぁ〜!!4人とも6年通学するのだから、単純に計算 しても家1軒分(@_@;)・・・その間に大学の費用もプラスされる現実が、ドカッと前途に覆いかぶさっているのだよ~(°°;)))オロオロ(((;° °)~ 
 暗い気持ちで、霧島の樹海を彷徨ったわけではないのだが、こうして「山」へ対する憧れや情熱が、今の家族を支えている気もする。なんとかなるさぁ〜ヽ(*^^*)ノの、宮崎特有の気質で乗り切らねばしゃぁ〜ない!!
 で、家族登山で敗退をしていた、霧島東神社から登る事にした。ママには「ぬけがけして・・・!」と、言われてしまったが、このストレス蓄積の時期、ガッ ツリ歩いて疲れてスキッとしたい気持ちが膨らんでしまった。次第に青空が広がし始める頃、スタスタと登った樹林帯が明るさを増してきた。振り返れば、御池 が神秘的な色を見せていた。見上げれば、高千穂峰の象徴?とも言うべき「二子石」が青空に浮いていた。もうすぐ、肩の稜線に到達する。後は、偽山頂を見な がら、足を上に30分上げ続ければ山頂である。整備された崩壊止めの丸太階段を、じっと見ながら登った。少し寒く感じる風が吹いていた。「天の逆鉾」が、 青空をバックに存在感を見せていた。昼食を食べながら、実に遠くまで見える景色に酔いしれた。
 下山後、「皇子原温泉」に浸かる。ゆっくり浸かって、少し車内でまどろんだ。修学旅行から戻る長男を、登山の帰りに迎えに行くつもりでいたので、少し時 間潰しに「夢ヶ丘登山口」を探しに行ってみた。しばし、ゆっくりしていると空港へ向かう時間ととなり、あわてて高速に飛び乗った。40分ほどで空港に着く と、すでに生徒達が迎えに来た親と、嬉しそうに駐車場に向かっているのが見えた。結構、あちこち探して、ようやく長男を見つけた。帰宅する車内で、興奮気 味に話す長男の話を聞きながら、すぐに家に到着した。
 

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自 宅6:30----宮崎市内の子供の学校----霧島東神社9:25----スタート9:36----登山道入り口9:43----二子石11:55-- --山頂12:50----昼食休憩----下山開始13:20----登山口15:28----皇子原温泉----宮崎空港19:30----自宅 20:30
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 49            
ピーク(山行)合計 363            
 
 
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