水流渓人のページ「登山日記」No.288
 

2007/12/16

「国見山支尾根」
 
西都山岳会/例会薮山山行


雌鉾岳 集合写真 鉾スラブを見る
 

 
 前泊で比叡の「麓屋」に行っている仲間と合流する。私とママを含めて、今回は12名での例会山行である。皆と行くのも久しぶりだが、ママと登るのも久し ぶりである。ママの体力が少し心配だが、長いコースでもないのでなんとかなるだろう・・・と誘うと、珍しく付いてきた。
 鹿川キャンプ場の駐車場からスタートする。一旦、鉾岳への林道を登り、右に別れ鉾岳谷を渡る。しばらく横断して、山ノ神谷の沢を確認すると、そのまま尾 根に取り付く。痩せ尾根で高度を稼ぐのも、長くは続かない。しばらくで、岩壁が行く手を遮るが、岩の隙間の草付きを上手にルートファインディングしながら 登っていく。途中、2度だけスリングを垂らし手がかりを作るが、ほぼ弱点をつくコース取りに終始した。時折左に見える鉾岳の大スラブが、珍しい角度から観 察できた。
 地形図通りの素直な山行だったが、谷の崩壊がすさまじく驚いた。3時間15分(休憩含)で、予定の1264mピークに立つが、ササ薮の中である。下山 は、鬼ノ目林道と考えていたが、沢に降りて、昼食にした。腰の座らぬ行動食だけの昼食みたいなもので済ます。まぁ、腹は膨れたし、そこから沢伝いに登山道 を目指す事になったので、ずいぶん気楽なもんだ。
 明るく賑やかな山行は楽しかったが、それにしても女性陣は地形図を確認しない。namaさんに付いて行く感覚に慣れているのだろう・・・。もう少し、緊張感を上昇させるべきと感じた。まぁ、それはそれでいいのだが・・・。
 
 とても価値のあるコースだった。いつも登る雌鉾スラブを眺めながらというのは、登った者の感覚だろう・・・。誇らしげな景色に見えたのは、私だけでは無かっただろう・・・。
 
 

写真レポートのページへ


自 宅6:00----麓屋7:30----鹿川キャンプ場8:00----登山開始8:35----沢渡渉8:50----集合写真の岩場テラス10:10 ----1264mピーク11:50----沢昼食場所12:10-----昼食----下山開始12:35----スラブ基部13:20----鹿川 キャンプ場駐車場13:05----解散13:15----麓屋----帰宅18:00
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠         西都山岳会
年齢 48 47         10名
ピーク(山行)合計 350 124          
 
 
inserted by FC2 system