水流渓人のページ「登山日記」No.250
 
2007/02/12
「小松山・女鈴山・男鈴山」

989m ・ 741m ・ 783m

小松山山頂にて 日南市街から海まで見える 女鈴山・男鈴山
 

  
 「日南の山へ」と、なかなか行く機会に恵まれなかったので、思い切って出かけた。休みの日の早起きは、とても気持いい!オニギリを8個作って家を出る。 宮崎市内を抜け、巨人軍がキャンプしているサンマリンスタジアムの横を抜けると、前方に海が広がる堀切峠である。朝日が海面に反射し、波状岩に押し寄せる 白波もキラキラ輝いている。オニギリを頬張りながら走る日南海岸は、実にのどかな風情に感じた。
 日南市に入る。ここら付近にも広島カープと西部ライオンズがキャンプに来ている。なんとなく多い交通量を感じながら飫肥方面へ右折する。正面に見えているのが「女鈴山・男鈴山」だなぁ〜と思いながら、棚田で有名な酒谷地区へ入る。少しで日南ダム。すぐ右折して林道へ入った。舗装が切れ、少し荒れた砂利道となるが、おかまいなしに走れる4WDのデリカは有難い!いくつもある登山口の様だが、山頂まで近そうに思えた「石原登山口」をめがけて走る。登山口は、少し広くなっていて数台駐車出切る。
 歩き始めると、登山道の右側に伐採地が広がっていた。時折、登山道はその伐採地に出たりするが、海が見えてすこぶる「日南の山」的感じがした。1時間歩 くと、少し広場になった「小松パラダイス」と書かれた場所に到着した。何がパラダイスなのか考えなくては実に落着かない・・・。結局なんでパラダイスなの かは命名された方に聞いて見ない限り判らんのだ!と決め付け先へ歩を進める。自然林の中を満喫しながら20分で山頂へ飛び出した。ガイド本に「山頂へ飛び 出す!」と書いてあったが、本当に飛び出す山も珍しい!!おーーっと山頂!と思うのは、林の中からひょっこり山頂広場に出るからだけでなく、視線の先に太 平洋が広がっているからなんだ!と思った。谷は、飫肥を通り日南市で海に突き抜けている。飛び出して海まで飛んで行けそうな錯覚・・・というのは大袈裟だ ろうが、海に近い山、そして其れに見合う標高・・・。やはり、登って見なければ判らない素晴しさであった。早めの昼食を取り、もう一つの目的の山へ向かう べく下山する。
 
 林道を戻ると、酒谷小中学校横を通り、222号線を飫肥方面へ戻り、右折して「風間地区」を目指す。探しながら走っていると「鈴嶽神社」の右折看板を見 つける。少しで、右に「鈴嶽神社7.6km」の標識を見つけ鳥居をくぐって未舗装路を走り始める。眺めの良い林道ツーリングを楽しむ。途中、崩壊箇所を通 りながら登りつめて「鈴嶽神社」へたどり着いた。ここから、ほんの数分で「女鈴山」。少し戻り右に登山道を歩き始めると、薄暗い森を20分で「男鈴山」で あった。鈴嶽神社から歩くと、登山の趣は薄いが、手軽なピークハントにはなった。小松山の副産物?折角だから・・・と、日南の山3座ゲット!と気を良くし て帰路についた。

写真レポートのページへ

 
7: 30自宅発----9:00日南市----9:45小松山登山口----10:05登山開始----10:50小松パラダイス----11:10小松山山 頂----昼食----12:40登山口着----移動----13:25風間地区右折鳥居----13:45鈴嶽神社----13:54女鈴山---- 14:14男鈴山----14:35鈴嶽神社----帰路----野島の磯----18:00自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠        
年齢 47 47       10  
ピーク(山行)合計 306 118       86  
 
 
inserted by FC2 system