水流渓人のページ「登山日記」No.231
 
2006/08/09

「石堂山」宮崎県
1547m
 
市房山を望む 山頂へ向け後ひと登り 山頂集合写真
 

  
 この石堂山登山がようやく実現した!沢登りを中止することになったが、全員でどこか行こう!と決めていた。西都市の自宅から、通り慣れた米良街道(国道 219号線)を村所へ走る。トンネルが増え、ずいぶん走りやすくなっている。村所の繁華街?を抜け、一ツ瀬川にかかる橋手前で右折し上米良方面へと入る。 さらに左折するのは井戸内の集落、ここもトンネル工事が始まっていた。くねくねと井戸内峠を目指す。標高が上がり、周囲の景色がだんだんよくなって来る。 井戸内峠からゲートのある林道へ左折する。ゲードが開放されていたので、有難く通過させていただいた。
 登山口で支度をする。少し周辺を徘徊すると、ヒオウギの朱色の花を見つけた。いつも、初対面の花に遭遇すると、嬉しくて仕方ない。一人でいてもおそらく ニンマリと笑顔に違いない。登山口に建てられた「登山届け」のボックスを開け、ママが入山の記入をした。
 杉林から始まるが、日陰になっていてとても涼しい。真夏だからこそ、ちょっとした日陰や、ゆらめく風にも「涼」を感じるのだろう・・・。次第に杉林も急 登になってくると、容赦なく汗が噴出してきた。呼吸が登山用に整い始める頃、6合目となる尾根に飛び出した。少し息を整え、いよいよ主尾根を高度を上げて いく。久しぶりに高度計のついた時計をしてきたので、高度が100m上がる後に休憩をしよう!と、少しでも子供たちの気分を紛らす提案をする。少しずつ高 度を上げる尾根道は、本当に気持ちがいい。左方面に樹林帯が途切れると「市房山」の勇姿が姿を現す。6合目から1時間10分で、8合目付近となる林道に出 る。いきなりの直射日光が肌を差す。地形図ではここから急登りになる。しかし、高度を稼ぐのには距離が無いので山頂は近づく!正面に見える山頂?を捉える と、さらに山頂みたいな山が見えてくる。いつになれば・・・と思うのは、私も例外ではないが、子供たちがいい加減嫌になってきているのに、私が弱音を吐く わけにはいかない!しかし、傾山の杉ヶ越ルートほどではない。3回ぐらいの「山頂?」「いやまだだ!」を繰り返すと、余力?を残して山頂標識にたどり着い た。息が上がっていることも忘れ、山頂からの展望を楽しむ。
 昼食休憩を久しぶりにゆっくり・まったりとする事が出来た。それぞれ、昼寝をしたり、むしゃむしゃ口を動かしたり、ただボーッとしたり1時間20分が過ぎた。後は往路を戻るだけなので、実に気が楽である。これで、「天包山」、「市房山」に続き、「石堂山」に立ち、「米良三山」を制覇できた。それに、更なる感動を得るのは家族全員というキーワードである。
 

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5: 45自宅発----穂北コンビニ----7:20井戸内峠----7:30登山口----7:55登山開始---8:106合目----9:20林道8合 目付近----10;40山頂----昼食・休憩----12:00下山開始----13:20林道----14:256合目----14:40下山終了 ----天包・小川経由----16:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠  
年齢 47 46 16 14 12 10  
ピーク(山行)合計 282 108 78 87 95 77  
 
 
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