水流渓人のページ「登山日記」No.176
 
2004/11/09

「双石山」
ぼろいしやま
 
奇岩を背負う「針の耳神社」 四方大岩に囲まれた「空池」 第三展望所にて
 

 
 【丸野駐車場〜塩鶴登山口〜第一展望所〜第二・三展望所〜麻畠〜硫黄谷〜丸野駐車場】
 
 子供達を送り出して出発する。宮崎市内を通り過ぎ、空港横を通って加江田を目指す。けっこうな雨が降っている。丸野駐車場に着く頃、少し小降りになってきた。
 車内で身支度を整え、雨具を着用し歩き始める。今回は、加江田渓谷側に下山するので、ゴール近くに駐車し、車道を通って登山口を目指す。遅いスタートだ が、学生時分から通い慣れた所なので心配は無い。車道を歩きながら、雨具を叩く雨音にリズムをとり歩く。
 塩鶴登山口からは、しばらく杉林を登る。急ではないが、景色も無くけっこうしんどい登りである。汗で、カッパの中もグッショリ濡れている。塩鶴神社に到 着すると、荷物を降ろしカッパを脱いで休憩した。展望はなくなったが「第一展望所」と書かれている。しばし休憩の後、ここからが双石山の楽しいコースであ る。まず、風雨で浸食された天狗岩が見えてくる。小さい「針の耳神社」が祭られている。木の根の階段を上ると、大岩のトンネル「針の耳」をくぐって「空 池」へ出る。四方が大岩に囲まれた圧巻の光景である。突き当たりまで行くと、右にチョックストーンをくぐり涸沢へて出る。ここから「谷コース」と「尾根 コース」に分かれるが、明るい尾根コースを通る。ほんの少しで、大岩が見えてくると、第二展望所も近い。たどり着くと、おじいちゃん3人が、既設のベンチ で昼食を取っていらっしゃった。加江田渓谷へ抜けてから弁当と決めていたので、挨拶をして先を急ぐ。尾根をグングン下降していくと、途中から谷に下りる。 最初のひょうたん淵方面は、崩壊でロープ止めしてあった。ここから、しばらく上りになり、ようやく分岐の「麻畠」に到着した。少しどちらに進路を取るか 迷ったが、「硫黄谷」方面へ進む。しつこいアップダウンを抜け、沢音がし始めると滝が見えてくる。雨後なので滑らないよう慎重に下る。ほどなくで「硫黄 谷」へ抜けた。
 硫黄谷の休憩所は、新設された簡易水洗トイレとテーブル・ベンチのある東屋がある。熱いお茶をすすりながら弁当を食べる。向かい合わせに、なかなか良 かったコースを思い出し、近場にこういう豊富な自然が残っている事に感謝した。後は、平坦な遊歩道をたどり丸野駐車場に戻った。
  

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自 宅10:10----丸野駐車場11:30----出発11:45----塩鶴登山口12:10----第一展望所12:40----小休止----第二 展望所13:20----第三展望所13:30----麻畠----硫黄谷15:00----昼飯-----丸野駐車場15:30----宮崎市内で買い 物----自宅着19:20 
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠          
年齢 45 44          
ピーク合計 229 90          
 
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