●1P 「IV-級・45m」 水流リード
タッタッターと登る。
●2P 「IV級・45m」川キョンリード
スッタカターと登る。
●3P 「IV級・35m」水流リード
ほいほい登り過ぎて、少し上に行き過ぎ微妙なトラバースとなってしまう。
●4P 「IV-級・35m」川キョンリード
ひょいひょいと中央バンドへ
●5P 「IV+級・35m」水流リード
2年ぶりのトラバースは、微妙に怖さが襲う。
●6P 「V-級・35m」川キョンリード
段違いを乗り越して、少しクライムダウン気味に浅いバンドに乗り移る所がいやらしい。川きょん、プロテクションを飛ばしているので、落ちると振られそうで思考回路を停止しながら登る。
●7P 「V級・A1・40m」水流リード
少し休憩後、意を決してアブミに乗る。なんせ、アブミがド素人・・・、しかもこの高度感で初見の挑戦になる。10mほど登ると、ピンが多くヌンチャクが
足りないと思い、セルフをとりメインをたくしあげ結び上げる。アブミの最上段に立っても次のピンに届かず、ピンに立ち上がりクリップする。アブミを摑みな
がら下のピンまでずり下がり、アブミを回収して、更に上を目指す。ただ、人口とフリーを混ぜながらの登攀は、かなり微妙なバランスが必要であった。無駄に
体力を消耗するのは、緊張している証拠。アブミはレスト出来るのだと開き直った時、ようやく落着く事が出来た。無言でビレー位置へたどり着く。
●8P 「IV級・A1・35m」川キョンリード
不安そうな川キョン。取り付く前から「登れんかったら替わってね。」と弱気な態度にハッパをかけて送り出す。小ハング手前のフリーが微妙で、少しズリ落
ちる。アブミに乗って、ミシン踏みをやらかしている川キョン・・・。「行ける!行ける!」とかけ声をかける。本来、なんなく行ける実力が、しばらくして登
攀につながり、立ち木へ到達した。よっぽど嬉しかったのか、「ヤッター!」と、1人奇声を上げていた。
●9P 「IV級・35m」水流リード
ここから下降路へ・・・とも思ったが、おにぎりを1つ頬張ると「完結しておこう!」と言う気持に変わった。枯れ木が立てかけてあるクラックがルートだろ
うと取り付く。右にずり上がり、行き場を無くす。クライムダウンして左のクラックに入れ込むと、フレークがあり三の坊主の基部に達した。基部沿いを二の坊
主との隙間に上がる。ノーピン。
●10P 「IV級・15m」水流リード
つるべ登攀なので、川キョンが取り付く。狭いクラックから、フレークにかけた残地スリングの所がルートだと、取り付くが登りあがってカブった岩に抑えら
れ行き詰った。フレンズで支点を作るように促し、クライムダウン。前方のクラッチを再度挑戦するが、ずり上がれず戦意喪失の川キョンとなる。8Pのインパ
クトが残っているのだろうか・・・。あるいは私でも無理なのか?と、考え始めると怖くなる。完結へ向けての闘志とIV級というトポのグレートを信じ取り付
く。カブり岩から、アンダーホールドで左トラバースが正解でピークへ抜けた。ノーピン。
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