1P・・・IV級・50m
駐車場から1分。本来は、中ほどから左トラバース気味にブッシュへ入り、III級・20mとするのだが、直上ロープ一杯でノーマル核心のIV-カンテへとつなげる。
2P・・・V-級・カンテ・45m
少しブッシュを抜け、カンテの基部に立つ。フォローのママの為に、核心部のヌンチャクにスリングを垂らしておく。少し思い切りがいるが、クラックに手を
突っ込めばガッチリ?めるホールド多数。組み合わせパズルみたいで、容易くも困難にもなる楽しいルートである。案外、怖がらずにママが登りあがってきたの
で、少し驚いた。
3P・・・IV+級・亀の甲スラブ・35m
クラックからバンドに這い上がれば、後は大好きなスラブ。傾斜が緩い割には高度感が素晴らしい。ママはクラックからバンドに這い上がれず、進退窮まり悲
鳴を上げた。たっぷり時間をかけたが、なんとかテンション無くバンドに立った。その後のスラブの登りに、一皮向けたバランスだった。
4P・・・IV+級・30m
バンドを右トラバース気味に進み、段違いを摑みながら直上する。浮石が多く、気を使うが、すぐに平行ピンへ到達する。
5P・・・IV-級・20m
簡単なスラブを直上する。フリクションを感じながら、色々確かめながら登ると結構楽しい。
6P・・・IV-級・40m
最近は、コブ岩をA1で乗り越すのがノーマルの新バージョンとなっているが、ママではまだ無理。クラッシックな右ブッシュへ突入する。しかし、もろくなった草付は落石を誘発させそうで、かえって怖い。テラスへ抜ける。
7P・・・IV-級・35m
快適極まりない最終ピッチ。ここからの綱の瀬川の風景は、高度感を高めてくれる。正に登りつめるにふさわしい。ママの素晴らしいショットが写せた。ホッとした表情で握手。
弁当を食べ、稜線を下降路へむけアップダウンを繰り返す。結構危険なので、ママと10mの補助ロープでつながり立木を間にとるように、コンティニアスで移動する。
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