何
と言っても、今年の「マトメ」みたいな気のする一日だった。すっきりした青空にポカポカ陽気が気持ちよかった。自信は無かったが、川キョンがパートナーな
ら「奥の細道」の核心VI級のリードクライミングに挑戦してみようと言う気にもなった。それに、まだ川キョン自身が「奥の細道」にも「ナックルスラブ」に
も行った事が無かったので、案内してあげたい気持ちも強かった。なんせ私の師匠だもんなd(-_^)good!!
結局、奥の細道の1P・VI級は、どうしても立ち込めず、ピンを踏んでしまった(-_*)。見た目とは違う傾斜と微妙なホールドは、やはり練習あるのみって事かな・・・。実力では、なんでもありのリード成功が精一杯って事だと思った。
そして、2つ目の楽しみの2P・・・。前回のクライミングで感じた、私には満足の行く緊張感と、シビアなカチホールド・・・。自宅のボードで、少し練習
した成果も感じてみたかった。初見リードとなる川キョンに任せる。今まで教えてくれた「授業料(^-^)?」って所だろうか・・・、あーだこーだいいなが
らでも、45mのロングルートをリード成功!である。
以降、私にリードを譲ってもらい、3P・IV級を楽しみ、続いてナックルスラブルート4Pの途中へ合流するべく、左の草付きから段違いを乗り越してスラ
ブへ飛び出す。傾斜は緩いがランナウトしたまま、5Pの基部へたどり立ち木に支点を作る。ここからは、ナックルピークの眺めが最高だ(/^^)/青空に突
き刺さるように延びたスラブが素晴らしい。ナックルスラブノーマルルートでは核心となるIV-級の45mピッチ。有難くリードさせてもらう。
最初のピンにロープクリップしてから、だんだんとホールドは細かくなり、傾斜も増してくる。2本目のピンを過ぎてからが核心となる。両手爪先ほどのカチ
ホールドをしっかりとるが、乏しいスタンスにスメアを信じ立ち込めば、左足のスタンスが上にとれて、核心は終わる。実に、高度感迫る中での緊張のバランス
である。少し私の動きが止まったので、抜けた瞬間、ビレーしている川キョンが「やったぁ!」と声をかけてくれた。さらに20mほど直上し、松の木で終了。
後は手の届く位置にルート終了点が見えている。
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