水流渓人のページ「家族登山日記」No.138
 
2003/8/20
白岩山
しらいわやま
 
 
白岩山の白岩にて 白岩のコオニユリ ウスユキソウ


  今回はどこに行くのかなかなか決まらない水曜日だった。夏休みも10日で終わる。「近場で・・・」「楽に・・・」なんて言っていたが、前夜ガイド本を見て いて、「白岩山」の名がママの口から出た。近くはないけど、楽に登れて涼しい日陰の登山道である。石灰岩質の白岩には珍しい花も多いし、2年前には全員で 行ったにも関わらず、腰痛のママは登山口待機だった。
 五ヶ瀬スキー場の駐車場に到着すると、20台近く駐車している。平日とはいえ「霧立越」は人気である。登山準備をしている人も見られる。盆休みが天気が思わしくなかったので、今日の青空は実に嬉しい。遠景も楽しめる。
 霧立越の縦走路は気持ちいい。ブナが太陽をさえぎってくれる。時折吹く風が気持ちいい。ゆーっくり1時間で白岩に到着した。ここからの国見岳方面の眺望 は素晴らしい。たくさんの山々が重なり合っているのがよく判る。シコクママコナ・ソバナが咲いている。リュックを下ろし、周辺を見て歩くと楽しみにしてい た「ウスユキソウ」が岩肌に咲いていた。
 今日はビールを持ってきた。子供達には凍らせたジュース。木陰に座って昼食にした。ゆっくりと休憩をとり、花を楽しみながら下山する。ほろ酔い加減の私 は、眠くて仕方ない。昼寝をしたくてたまらないが、子供達はさっさと下山していく。なんとか追いついた頃に駐車した車に到着した。
 
 帰路は、試しに最近開通した「ひむか神話街道」を通って帰宅することにした。ほろ酔いの私は、「国見トンネル」付近で居眠りを始めた。フッと目が覚めた のは椎葉を過ぎるところであった。気持ちいいどころではないが、自分だけビール飲んで寝るなんてママに申し訳ない。「夏休み・・・」今日は、親父の夏休 み?なのかも知れない。「こんな山奥に、よくもまぁ・・・立派なトンネルを抜き、神話街道・・・を作ったものの、どうだろう?」と思った。平日だからか、 商業車に数台すれ違っただけで、1時間も早く自宅に到着できた。
 

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6:30自宅発--9:45五ヶ瀬スキー場--10:00登山口--10:45登山開始--11:45白岩----休憩----12:40下山--13:30登山口-----14:00神話街道へ--椎葉--南郷村--尾八重----16:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男  
出欠    
年齢 44 43   11 9 7  
ピーク合計 186 74   64 67 50  
 
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