水流渓人のページ「登山日記」No,108 |
2002/10/14
比叡山 第Tスラブ
長崎労山・ミラン山の会の人達と・・・
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2Pスーパー |
5P亀の甲リード |
千畳敷にて |
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1P 50m W ノーマル リード
2P 15m W+ スーパー リード
3P 25m W+ スーパー リード
4P 30m W− スーパー リード
5P 35m W+ ノーマル リード
6P・7P 50m W+・Wスーパー リード
(8Pスーパー リード フォール・敗退)
8P 40m W− ノーマル リード
9P 35m W− ノーマル フォロー
久しぶりの所属山岳会の山行参加である。長崎の山の会の方達との合同山行を会長より誘われた・・・・・?最近、少し登っているので、強引に押しかけた感
が強い。岩を始めて5ヶ月・6回目のマルチピッチであり、その間何ピッチかのリード経験もある。
そして、今回のオーダーは、8名が4組に分かれて登ることになった。つまり、4人のリードと4人のフォロー・・・・・。なんと、私がリードをさせて貰える事になった。詳細は【写真レポート】に書いたので、フォール・・・その後として、この登山日記を綴ることにする。
8P、傾斜の強いフェース側へ出過ぎ??−−−状況は、最初のプロテクションまで行っていないので、ビレーヤーの所が支点となる。直上ではなく、ストン
と切れ落ちたフェースへ右トラバースで出て行く。下は3b位傾斜のあるスラブで以降は、木の交じるブッシュとなっていた。結果、踏ん張れなく、戻れなく
フォールする。
フォールして停止した間の記憶は無い。落ちて、リュック毎背中から回転し、ブッシュでロープにより停止していた。回転?と思ったのは、ロープがお尻側に
回っていたからだ。状況が把握できるまで、少し時間がかかる。尻に痛みは全くないので、尻餅はついていない。しばらくして、スキーで雪面にたたきつけられ
た時の様な、胸の詰まる感じの痛みが襲ってきた。色々、確かめながら、骨折はない事を確認する。ようやく、周囲の仲間達へ、大丈夫だとアピールできた。
ビレー位置まで戻り、再チャレンジと思うも、両腕に力をいれると背中の中が痛い。スゴスゴ、ノーマルを登った。後、1ピッチで終了点へ到達・・・登攀終了。
気合いで、下山?だったのだろうか・・・・。皆さんと解散して、比叡登山口から近道を走り、門川を目指す。背中の中が痛いが、運転は出来る程度であっ
た。しかし、日向を過ぎる頃、急に悪寒と吐き気が襲ってくる。運転しながら、生唾を何度も飲み込む。しかし、辛抱できずにドライブインへ飛び込み、激しい
嘔吐が続く。車に戻ると、体に力が入らない。しばらく横になろうとすると、下痢である。動けない程の下痢。その間の悪寒はひどく、とうとう1時間が過ぎ
る。
気力で車をスタートさせる。都農神社へたどり着き、またトイレ。這うように歩く。1時間。続いて、木城温泉手前で停車。しばらく目を閉じていた。1時間。
結局5時間近くを費やしようやく自宅にたどり着く。力の入らない体で、リビングのイスに座り込んだ。体温計を当ててみると39度近い熱である。着替えて
布団に入り込んだ。少しウトウトしただろうか?ふと思えば、今日は長男の誕生会の予定であった。私の遊びで、またしても家族に迷惑をかけてしまった。立ち
上がり、バースディケーキのお祝いには立ち会う。
翌朝、熱は下がっていた。会社を休もうかとも考えて見たが、昔から遊びで休むが病気では休まない主義?なので、頑張って出社。女房に送ってもらう。今日出社すれば、明日は定休日でもあった。
結局、3日後に友達の病院へ行く。痛みが治まらないのと、食べない割には腹が張っている感じがしたからだ、エコー検査やX線検査をしてもらい、内蔵は
まったく問題ないと診断される。詳しく説明して貰うと、落ちたりした衝撃がかかる場合、意識的な時は、ある程度腹筋が内臓をカバーしているが、不意
に・・・・・とか腹筋に力が入ってないとき・・・、衝撃を受けると、内部で内臓に負担がかかり、そう言う痛みが残るそうである。嘔吐・下痢・発熱は、急激
なショックとか精神的なものでの消化器官の緊張ではなかろうか?あり得る事だそうだ。最後に、「無理は考えてしろ!」と言われる。 |
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13日 17:30自宅発--19:30比叡登山口駐車場着--テント泊
14日 7:20登攀開始--11:45登攀終了--昼食--12:45下山開始--12:45千畳敷下山--13:15駐車場--13:40発----------18:30自宅着
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写真レポートを見る
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
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NAMAさん |
年齢 |
43 |
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N崎さん |
山数合計 |
155 |
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ミラン山の会5名 |