水流渓人のページ「登山日記」No,99

2002/7/17
比叡山/第1スラブ
ひえいさん/だいいちすらぶ

登山口から見上げる 山頂にて 5合目から
 
【山岳会への報告】
 無事下山し帰宅したので報告します。 本日、比叡山は雨も降らずになんとか持ちました。 川キョン・水流は、当初予定していたのは「3KNスラブ」ですが、眺めた感じ相当濡れている様だったので、乾いていると予想された南面手前の「第1スラブ・ノーマル+スーパーミックス」に変更しました。
 ジッチャンは、当初の予定通り登山道で「T峰展望台〜カライコロン岩」往復をしました。合流 予定でしたが、登攀ルートが少し長くなったので駐車場待ち合わせとなりました。 

【第1スラブスラブ・ノーマル+スーパーミックスルート】
       ●取り付き8:40−−登攀終了13:30−−下山14:20●
  1P 45b 川キョンリード   スラブ〜ブッシュ  大ウエット 
  2P 20b 水流渓人リード  スラブ・ノーマル  大ウエット 
  3P 45b 川キョンリード   カンテ・ノーマル  ドライ 
  4P 35b 水流渓人リード  亀の甲スラブ    ドライ 
  5P 25b 川キョンリード   スラブ・スーパー  ドライ 
  6P 25b 水流渓人リード  スラブ・スーパー  ドライ 
  7P 25b 川キョンリード   ブッシュ・スラブ・ノーマル 中ウエット 
  8P 15b 水流渓人リード  ブッシュ・スラブ・ノーマル 中ウエット 
  9P 35b 水流渓人リード  スラブ・ノーマル  小ウエット

 「感想」・・・運良く好天となり、大満足のクライミングであった。前回、会長に連 れて行ってもらったルートだったので、コースの記憶は新しかった。ただ、2Pから前回 はスーパールートへ行ったが、今回はノーマルへとコースをとる。しかし、ここのウエッ トは相当なものでスラブの面にはまったく立てない。ハッキリしたホールドだけをたどる が、半分登った所で立ち往生し、右の草付へ逃げるが厳しさを知る。続いて。3Pのカン テは素晴らしいコースである。本日の核心ではないかと思うが、川キョンがかなり楽しいリー ドクライミングをしたと思う。私も初めてレイバックという登りを味わう。肥満と腕力不 足が堪えた・・・
  いよいよ、4p亀の甲スラブのリードクライミングである。登りだしが小さいチムニーに 取り付きかぶり気味の岩をよけ右に出る。一気に高度感が出るがフリクションが効いて快適そのものである。ただ、今回の大反省はプロテクションをZ状に取ってしまい、ザイル が滑らず死ぬほどの抵抗を受けながら登り切った。当然ビレーの重さも半端ではない。な んとか亀の甲スラブを登り切ったものの、ヒヤリとしてしまった。後は、濡れた草付きと スラブを慎重に登り、最終ピッチに花を持たせてもらい登攀終了。無事と完登を祝って握手。ジッチャンは90分も前に下山している。待たせて申し訳なかったが、登攀終了点で2人乾杯!昼食を済ませて下山。 
 帰路は、美々津に出来たばかりの、日向サンパーク公園に内「お舟出の湯」で、太平洋を 眺めて汗を流す。 


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参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 43            川キョン
山数合計 144             ジッチャン
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