水流渓人のページ「家族登山日記」No,86

2002/1/30
黒岳諸塚 山頂断念!
くろだけ
1455b

長男・次男 黒ダキ岩峰 福寿草
 
 どこにしようか考えていたら、今週もママがつき合ってくれると言った。夜、準備をしていると、長男が行きたいというので、次男も誘い「学校・幼稚園サボリ組」で、4人の家族隊が結成された。
 ママの腰痛のリハビリを兼ねているので、登りが90分以内の山を決めていた。地元地方紙に、早々と「フクジュソウ」の便りが報じられ、紅葉シーズンに「モミジ狩り登山」を実施している諸塚の黒岳へ決めた。
 長女・次女を、学校へ送り出すと、早速、自宅を出発した。広域農道を北上し、耳川から諸塚を目指した。平日の行動で注意しなければイケナイのは、山間部 の道路の工事規制である。何度も、停滞や迂回を強いられ苦い思いをしている。今回、運良くすべての工事箇所を通過でき、諸塚村へ到着した。Aコープで、昼 食を購入すると、503号線へ右折した。所々に「黒岳」のベニア看板があり、たどると砂利の林道でどんどん高度が上がってきた。この時期、通行する車両も 少ないのか、落石が多い。そして、ついに道路をふさがれてしまった。車外に出て、退かそうとするが、なんと凍り付いていて動かない。しかたなく、Uターン すると、ついに方向を見失ってしまった。数カ所侵入してみたが、どれも落石で寸断され、ついに元に戻り何とか登山口にたどり着けた。
 なんと、12時。昼食をとってから歩き始めた。今回も、足跡のない雪道である。ザクザクと踏みしめながらゆっくり歩く。しばらくすると少し傾斜が出てき た。次男の歩きを確認すると、軽い体重では、雪に踏み込めず浮いて歩いていた。風と雪質の影響で、堅くなっているのである。高度とともに、傾斜とともに、 雪の堅さは増すと予想される。黒ダキ分岐に到着すると山頂方面への急登は、下山が子供にはムリと判断。ここまでで引き返す事にした。
 子供と女房を待機させ、黒ダキ展望台へ私だけ登ってみた。短いハシゴ場と、狭い岩場をやり過ごすと、「黒ダキ様」を祭った社があり、展望が開けた。少し ガスがかかり、祖母傾方面の展望は利かなかったが、スリル満点の岩峰である。引き返して、慎重に全員を誘導した。
 帰路、保護された「福寿草」の自生地は、無理に確認する事はしなかった。そして、あきらめかけていた黄金の輝きを、集落の庭先で確認できた。

8:00自宅発--9:30諸塚村Aコープ--林道迷い--11:30登山開始--昼食--12:25登山開始--12:45分岐--12:55黒ダキ--13:25駐車場--16:30自宅着

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参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠       
年齢 42  42 12 10   
山数合計 127 50      53 40  
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