水流渓人のページ「家族登山日記」No,72 |
2001/08/08
白岩山
しらいわやま
1646m
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ヤマホトトギス |
山頂にて |
ブナ原生林 |
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子供4人と、一緒に山へ登りたい。腰痛で登山休止している女
房がいないと、私一人で4人の子供をコントロール出来るか心
配であったが、コースのしっかりしている所を選んだ。
朝4時、暗い内に自宅を出発し、いつも眠くなる「雲海橋/高
千穂」で、今回も20分ねむってしまった。ここから、あわて
て五ヶ瀬スキー場をめざす。登山口となる「ごぼう畑」は、標
高1300bである。一度、紅葉の時期にブナ・ミズナラの原
生林を楽しんだ。今回は、茂る夏草の間から、どんな花達が出
迎えてくれるのかが楽しみの1つであった。
ゆっくりとしたペースで、縦走路に上り詰める。右へ「向坂山
」、左へ「白岩山」の看板が出会う。九州の屋根といわれる九
州背梁山地「霧立越」の縦走コースは、特に人気の様で、多く
のバスツアーが計画される。その昔、平家の落人が追っ手を逃
れてさまよい、あるいは、馬の背で物資を運んだ「駄賃付け」
の道とも言われている。ブナの巨木の原生林を吹き渡る、天然
涼風は、下界35度の猛暑に比べると、なんと贅沢なことだろ
う。
離れる事無く、子供4人のチームワークも助言なしで、しっ
かりとしていた。楽しい尾根歩きは、白岩の所で、50b程度
のロープ場となる。子供達が、歓声をあげて登った。山頂の狭
い岩場の隙間には、キリンソウ・ソバナ・シコクママコナ・ホ
ソバシュロソウなど、沢山の種類の花が咲いていた。前回、次
女と友人と登ったときには、ここから先20分の三角点まで行
き、戻り「向坂山」も歩いた。しかし、ここからは、ゆっくり
遊びながら、戻る事にしてある。始終、歓声の子供達の歩きは
、私も初めてである。そんな楽しい山歩きも、これからは大切
にしていきたい。近い内に、扇山を済ませて、家族での「霧立
縦走」へ備えておきたいと思う。
下山時、20人の50〜60代の団体さんとすれ違う。子供
は、さっと道を譲る。大きな声で、あいさつする。木漏れ日のブナ林に、子供達は同化できていると思った。はき慣れた、トレッキングシューズと、無駄のない
歩き、ボロく汚れたリュック。制服みたいに、店の展示の様な団体さんにはない、貫禄が感じられた。
登山口に戻り、爆睡している女房を起こして、昼食をとる。
食後、そこらをうろつき藪こぎし、少し疲労感も楽しんで、景
色を楽しんでいない女房の為に、スキー場まで林道を上がった
。
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4:00自宅発--7:50五ヶ瀬スキー場--8:15登山口着--8:35登山開始−-9:00白岩峠--10分休憩--9:45白岩山頂--休憩・遊び--10:20下山--11:05登山口
昼食--スキー場--国見トンネル--椎葉村--日向--石並川キャンプ場--17:05自宅 |
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
● |
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● |
● |
● |
● |
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年齢 |
42 |
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12 |
9 |
7 |
5 |
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山数合計 |
100 |
待機 |
49 |
49 |
48 |
36 |
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