水流渓人のページ「登山日記」No,70
2001/06/27
釈迦ガ
しゃかがだけ

831m
登山口付近より 同級コンビ ヒメシャラの花びら
 
 久しぶりに、地元山の会の「同級生コンビ」からの誘いが入った。看護婦の彼女は、夜勤明け登山は通常の事、岩登りから冬山までこなすベテランである。だからと言ってはなんだが、同レベル以上の伴侶探しに、未だ時間を費やしている。予報は雨でも、決して中止する人柄ではない。とりあえず、地元の未踏の山を計画した。

 「式部岳」を西都市側から登る計画である。以前に、ルート作りをして「山開き」をした「掃部岳」と同じ稜線である。突き上げて、左へルートをとりながらピークを探すつもりでいた。運が良ければ、途中のヒメシャラの原生林で、見たことのないヒメシャラの花を楽しもうと思っていた。
集合場所から、10分も走れば、未舗装路になる。ここらの林道・未舗装路は、当然普通車では走れない道も多い。「前谷林道」へ向かう。左に、増水した渓流を見ながら、これから地図を頼りに歩くコースの話題で盛り上がるが、正面ゲートを見て、会話も停止した。「土砂崩れの為、通行止め」、その傍らには、山開きで私達が設置した「登山口まで8q」の標識が、腐らず残っている。未踏と、現在時刻では、チト不安。
 思い直して、裏側の谷に当たる、国富町側の「深年林道」へ。営林署のゲートが解放されていれば、今年、初めて実施された「式部岳山開き」で整備された登山道があるはず。登山口も明確なはず・・・。と急いでみた。運よくゲートは解放してあり、期待も膨らむが、結局「崩壊・通行止め」のゲート。お互い、冷えたビールの消化だけ実行に移す事となった。

 「釈迦ガ岳」登山口。ハイキングコースに不似合いな、大きいリュック。食料・ビール・マット・タープ・傘・氷・・・。山頂ビール昼寝大会へと突入!である。ブシュッとプルリングをオープン。ビーフジャーキー、ちくわ、太巻きすし、ざるそば、ビール、ラーメン、コーヒー、・・・お腹パンパン。ごろごろ昼寝。突風と時折の降雨の中で、ほろ酔い酔っぱらいができあがっていった。
 雨後の景色は、すがすがしい。青空混じりに、宮崎平野・日向灘と一望だ。飲み過ぎで、ウッともどしそうな体調で、ようやく下山にとりかかった。
 先週の、整形外科の診察で、私の首の神経が炎症を起こしていることが判った。強いステロイド剤の錠剤は、恐ろしいほど効き目がある。しかし、多少変な体調でもあった。
8:30集合・三財--9:20前谷林道・通行止め--10:00深年林道入り口--11:00釈迦ガ岳登山口--13:00山頂--14:30下山--16:00登山口--16:40自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           地元山岳会 
年齢 42              1名
山数合計 98              
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