水流渓人のページ「登山日記」No,69 |
2001/06/13
扇が鼻・岩井川岳
おうぎがはな・いわいごうだけ
1698m/1522m
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久住高原より |
扇が鼻にて |
ミヤマキリシマ |
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平日に、仲間と登れるのは有り難い。電脳山の会「やまびこ会」の分科会で、「花の九重山」を楽しむことになった。
梅雨入りで、心配していた天気もなんとか大丈夫の様だ。後は、花の状態・・・、と思いながら、集合場所の「牧ノ戸峠」まで、3時間で到着した。今回の参
加者は、4人。いずれも、満面の笑みで集合場所に現れた。身支度を整えると、沓掛までのコンクリート歩道を歩きながら、会話が弾んでいった。それにして
も、平日とは思えない人出である。さすがの人気コース、そして花の時期。ウォーミングアップ程度で、沓掛山を迎えると、正面に、本日の「扇が鼻・岩井川
岳」が見える。散歩に近いコースであるが、山歩きに不満などあるはずがない。ベニタニウツギ・シロドウダン・マイズルソウが出迎えてくれる。写真を撮りな
がらなので、ずいぶん遅歩きである。コケモモ・イワカガミと現れれば、ますます足が遅い。ほんのちょっとで、扇が鼻の斜面が近づいた。ミヤマキリシマの絨
毯。左の星生山の斜面も、紅く染まっている。体中の緊張がほぐれ、ゆったりした気分になってきた。「焦る事ないなぁー。」と、何故だか思った。
絨毯の中を、扇が鼻山頂へ向け歩く。登りながら、前後左右そして遠景、贅沢なコースである。今年は、虫の食害で、平治岳方面のミヤマキリシマは、ひどい状態らしい。ここのコースは、なんとか大丈夫の様である。
山頂で記念写真を写すと、岩井川岳へと向かう。ここからは、ドウダンツツジのトンネルである。シロ・ピンク・赤・・・、色とりどりのドウダンの中を歩け
た。ポツポツと降り始めた雨も、まったく苦にならない。レインウェアと折りたたみ傘で、昼食・・・というより宴会の始まりである。この時のために、秘酒
「何見てござる」1966年仕込みを用意していた。ブロック氷も担ぎ上げた。お互いの笑顔が何よりの肴である。尽きぬ会話は、滑る下山道でもこだました。
1時間程度で、瀬の本登山口を迎え、デポしてあった車で、牧ノ戸へと戻った。
登山の後は、お決まりの温泉「まきばの温泉館」で汗を流し、再開を誓って帰路をたどった。花の素晴らしさの余韻に浸りながら、「やっぱり、来て良かった。」つくづく思える山行であった。
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4:
45自宅発--延岡--7:50牧ノ戸登山口--9:20登山開始--9:37沓掛山--10:20扇が鼻別れ--10:45扇が鼻山頂--11:10岩
井川岳--昼食--12:05下山開始--13:15瀬の本登山口--14:00温泉--15:25帰途へ--19:30自宅着 |
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
● |
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やまびこ会 |
年齢 |
42 |
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他3名 |
山数合計 |
97 |
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