水流渓人のページ「家族登山日記」No,63
2001/03/20
杵島岳きしまだけ
1270m
登山口「古坊中」 絶景が広がる 山頂
 
  公然と、家族全員が休みになるのは、子供の夏・冬休みとGW、そして、祭日である。家族全員登山も、8月の剣山/四国から停滞している。私単独、私と子供、私と女房という山行パターンだった。以降、私の膝、女房の腰の治療で停滞気味の家族山行である。
 全員登れなくても・・・、と思いつつも、小春日和の祭日には、やはり出かけたくなる。考えていると、阿蘇五岳が「杵島岳」を登り残していた。なんでも、「アスファルト遊歩道」というのが足を向けなかった要因だか、ここなら全員登山・五岳消化登山が可能かも?と、思った。側には、最近人気の「阿蘇ファームランド」もあり、白水村の水源地にも行ってみたかった。 暗い間に自宅を出発した。日向市手前で、突然、タイヤが裂けパンク。夜明け前、スペアタイヤと交換し、気を取り直し、高森へ走る。外輪山を抜けると、ぼんやりと、阿蘇山がたたずんでいた。日が昇るに連れ、青空が見えてくる。阿蘇登山道路を走り、米塚を通り過ぎると、すぐ「草千里」である。枯れ草色の草地も、野焼きを控え「春待」と思えば黄金色にも見える。歩き始める人工スキー場の駐車場に到着する。
 右に「高岳・中岳」、左に「烏帽子岳」を見ながら、ゆっくり歩く。女房も、一緒に歩く。30分歩き、展望所で一息入れると、女房の顔がゆがんでいた。車に返し、私と、子供4人は、見えた山頂向けて草地の中を直登しながら、山頂を目指す。あっという間に山頂標識を迎える。眺めのいい山頂からは、あちこちで煙りを上げる、阿蘇名物「野焼き」が見える。ここも1座に勘定してもいいか思うが、紛れもない「阿蘇五岳」。
 車の中で、昼食のオニギリとサンドイッチを食べ、ひとまず、白水村へ向かう。何度も行きかけては、通り過ぎた「水源地」見学である。見学した「白川水源」は、まさに旨い水であった。毎分60トンも湧き出す水源からは、大自然「阿蘇」の力強さを感ぜずにはいられなかった。
 ごったがえす「阿蘇ファームランド」、一応、一度は・・・。であるが、物産・特産・レストラン・アスレチック・温泉・コテージ・・、特大テーマパーク、金さえあればの世界だ。後ろから、ブツブツ呟く長女。
「うちの家は、入場料とかあると入れないもんなぁ・・・。元気村は、子供300円で4人、大人600円で2人、全員で2400円。触れ合い動物ランドも2400円。・・・、絶対ダメやわ・・。」

当然、温泉も「長陽村総合福祉温泉センター」である。当ったり前だ!

 

4:45自宅発(日向パンク)--8:50高森--9:20登山口・古坊中--9:30出発--9:555合目展望台--10:30山頂--10:45下山・遊歩道--11:35登山口--車中(昼食)--白川水源地--阿蘇ファームランド-- 長陽村・温泉ウィナス--21:15自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠     ●  ●   
年齢 42     12  9 7 4   
山数合計 89  5合目    46 46 45  32     
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