水流渓人のページ「家族登山日記」No,62
2001/03/14
行縢山むかばきやま
831m
クサイチゴ 行縢の滝 山頂
 
  久しぶりに快晴の日である。次女と長男が、自主休校でつき合ってくれた。朝日を浴びた岩峰群を見たかった。膝の調子うかがい第2段なので、ハードな山行は避け、登山道が整備されている山を選んだ。
 行縢神社の登山口に、人影は無かった。歩き始めると、森の木々を眺めて心地よいウォーミングアップである。去年6月に長女は、「行縢青少年自然の家」に学年参加し、この周辺で、追跡ハイキングや行縢登山を体験していた。
沢を横切る頃、雌岳のそそり立つ岩峰が表れてきた。春めいた光にイワツツジのピンクがすがすがしい。沢音を右手に聞きながら、滝見橋を迎える。遠く、朝日を浴びた雄岳の岩稜帯のへこみに、行縢の滝が輝いていた。
 我家の歩きは、遊びながら停滞しながらである。楽しいのが一番、きついだけの山歩きは発見も少ない。峠を越え、県民の森分岐で左折すると、緩やかな歩きとなる。倍の時間をかけても、山頂へは必ず到達する。快晴の山頂は、春の霞もかかっていたが、素晴らしい眺望とスリルある高度感を与えてくれた。舞うチョウと一緒に、岩上でうたた寝をして、ますます春を身近に感じた。
 下山スピードは、膝の柔らかい子供達に追いつけない。60分の予定を40分で下るスピードだ。いたわる私の膝が、オーバーヒートしてしまった。嬉しい子供の成長だが、誘った誤算が最後にあった。

6:00自宅発--8:10登山口・行縢神社--8:20出発--9:15滝見橋(休10)--9:45行縢の滝--10:05峠・県民の森分岐(休10)--11:15山頂--(昼食)--12:20下山開始--滝見橋(休10)--13:10登山口--16:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠          
年齢 42       9 7       
山数合計 88       45 44       
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