水流渓人のページ「家族登山日記」No,55 |
2000/8/13〜14
剣山・次郎笈・丸石山
1、955m/1,929m/1,684m |
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剣山山頂 |
キレンゲショウマ |
次郎級鞍部から剣山 |
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前日に「西島野営場」入りした。当然、4人子連れでのテント泊縦走は初めてである。怪しかった雲行きも、深夜には満月の空になった。早朝、天場から眺めた「三嶺」の雲海は忘れがたいものになった。うどんと山菜アルファ米で朝食を済ませると、露で湿ったテントを撤収した。
歩き始めてすぐ、行場方面へ私と弟が向かい、腰の痛みがとれない女房・子供組と分かれた。500bほど遠回りをすると、情報通り満開の「キレンゲショウ
マ」群落と出会えた。黄色い花びらは、ひっそりと谷間から下方を眺めていた。可憐とも…ひそやかとも…形容できない、感動の景観だった。
大剣神社で合流すると、剣山の頂上台地を楽しんだ。最近、子供達に不評の記念撮影を済ませると、次郎笈への雄大な曲線道を歩いた。聡明な青空と、笹の原
が素晴らしいコントラストである。なんなく次郎笈の頂上を迎えたが、丸石山へ向かう鞍部からが大変だった。道を覆い尽くす笹は、胸まで達し、次男は潜って
の歩行である。霧が出ると方向を見失うかも知れないと思った。
そして、昼食場所の丸石山である。振り返ると、左奥に「剣山」、右手前に「次郎笈」、が並んでいた。ここまで縦走出来て味わえた景観である。360度見
渡せるこの山頂からは、一段と「三嶺」が近い。ここまで、順調に歩いてくれた子供達に、後は、下りだけなのを告げた。膝の柔らかい子供達は、下山は楽しみ
である。しかし、緩やかに高度を下げる下山路に、3時間45分かかってしまった。
国体橋を過ぎると、奥祖谷かずら橋までは、透き通った丸石谷の流れを眺めながら歩いた。今までにないリュックの重さに、全員良く耐え、踏破出来た。決して険しくもないルートであるが、家族全員で迎えたゴールは、何物にも変えることは出来ない。
長男4s、次女4s、長女8s、ママ10s、私18s、弟18s、決して楽な歩きでは無かった事を追記しておく。 |
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12
日・自宅発−−16:30/13日・見之越−−西島野営場
テント泊−−5:00起床−−7:00登山開始−−7:45行場−−8:45剣山山頂(休10)−−10:05次郎笈(休20)−−12:35丸石山−−
昼食(休35)−−13:50丸石避難小屋−−16:45奥祖谷かずら橋−−20:30国営まんのう公園キャビン−−15日・琴平/栗林公園−−16日・善通寺・自宅着 |
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
● |
● |
● |
● |
● |
● |
弟 |
年齢 |
41 |
40 |
11 |
8 |
6 |
4 |
30 |
ピーク合計 |
81 |
46 |
43 |
42 |
40 |
30 |
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