水流渓人のページ「登山日記」No,53 |
2000/6/21
矢岳
1、132m |
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登山口より |
ヤマボウシ |
山頂より小林盆地を望む |
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誰にも言えない。言いたくない。『霧島連山』や『小林盆地』の眺望、そして『高千穂峰』の圧巻は……。教えられない。
今年の梅雨は、完全に私の見方である。入梅後、『傾山』、『鰐塚山』に続いて、またしても天気に恵まれた。
「行かないと、後悔するかなぁ。」
「ヤマメ釣りもいいが、増水してるだろうなぁ。」
などと、迷っていたが、手は勝手にリュックやら合羽やらを準備していた。
歯が痛いと言っていた女房も、
「歩かんでいいから、帰りに温泉でも入ったら、治ってしまうがぁ。」
と、そそのかして、皇子原へと車を走らせた。
今回、歩き始めると、なんとなくコースが判にくく、必要以上にミスコースしてはいけないと、最新の注意を払いつつ、あっちかな?こっちかな?と、目印のテープばかり目で追い、『矢岳方面』の標識を見落としてしまっていた。歩きながら、右に見えていた矢岳が消え、通り過ぎたと思ったり、標識がなかったからまただと思ったりしていた。結局、前方から来た営林署の4人組が、
「矢岳は、ずっと手前ん所から曲がらんと、とっくに過ぎてるがぁ。」
と、教えてくれた時には、40分が過ぎていた。
ここからである、いつもの自分と違っている自分に気づくのは……。女房に、2時下山と言ってあった。戻って登り返しても、多少下山が遅れても、山頂へ向かう意志が強かった。結果、休憩を少なく、遅くても歩き続け、忘れられない展望を楽しめたのである。
山肌を、もこもこと白く山肌を彩るヤマボウシの白い苞片。360度の展望。そして、下山始めた私の視界を塞いだのは、瞬間、雲の合間から全景を見せた『高千穂峰』であった。その姿を背にずっと登ってきたのだと思い返した。そのスケールの大きさは圧巻である。 |
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9:00・自宅発−−10:50・登山口−−11:30・ミスコース引き返し−−11:53・矢岳分岐−−12:55・山頂〜昼食〜−−13:10・下山開始−−13:50・登山口−−皇子原サンヨーフラワー温泉−−16:10・自宅着 |
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参加者 |
ぱぱ |
まま |
長女 |
次女 |
長男 |
次男 |
ゲスト |
出欠 |
● |
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年齢 |
41 |
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ピーク合計 |
77 |
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