水流渓人のページ「家族登山日記」No,44
2000/3/8
龍房山
1,020m




 




 




 
登山口より 銀鏡部落の山桜 山頂より烏帽子岳
 
 冬場は、スキーに出かけるが、今年は、仲間と広島のスキー場に行き、「スノーボード」にはまってしまった。もっと行きたい気分であったが、ポカポカ陽気がしばらく続き、体重も上昇傾向である。
 長女・次女を、小学校に送りだし、誘っても
「僕は、絶対に幼稚園に行くかいね。」
と、頑なな態度の長男を、幼稚園へ送り届けたその足で、銀鏡へ向かった。
 この山は、所属する山岳会で登山道整備を行い、「山開き」を実施した山であるが、11年前に私だけ登っていた。神楽で有名な「銀鏡神社」の横を抜け、登山口へと向かうが、古ぼけた標識を見落とし、30分も迷ってしまった。
 歩き始めて、大尾根の取り付きまでは、何カ所も土砂崩れで、道が隠れていた。枝に巻かれたテープを目印に、ズリながら歩いた。今日は、次男が初めて、お下がりのトレッキングシューズを履いて歩いている。歩いていると言うより、這っていると言った方が正しい。
 周辺の山もそうであるが、米良の山は急勾配である。1時間半も歩いた次男が、ぐずりだした。歩けるところまででいいから、今日はおんぶしないと、女房は、次男に言った。私は、こんなに歩いた次男で十分であった。結局、辛抱できない私が、おんぶした。
 昼食を済ませ、さらに頂上むけて登った。三角点へのこだわりではなかったが、眺望が欲しかった。龍房神社と山頂の鞍部へは、10分で着いた。伐採の進んだその鞍部から、天包山・烏帽子岳・石堂山・市房山が望めた。吹き上げる風に、記念写真を急ぎ、下山した。
 登山口から振り返ると、登った尾根の山肌に、「岩ツヅシ」が咲いていた。林道を抜け、銀鏡神社付近には、白色に近い「山桜」が、満開に咲いていた。確実に春が来ている。
 
8:20自宅発−−9:30銀鏡神社横−迷い道−10:00登山口−−10:30大尾根取り付き−−12:14/9合目−昼食−−13:00下山−−13:10神社-頂上の鞍部−−13:20下山開始−−14:25登山口−−16:00自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠        
年齢 41 40       3  
ピーク合計 64 36       24  
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