水流渓人のページ「家族登山日記」No,41
1999/12/15
双石山
509m
 
 とりあえず、久しぶりに体を動かしてみたかった。どこでもいいし、登山でなくてもよかったし、気分がのらないまま、火曜日の休前夜、女房もつき合ってくれる事になった。帰りに、宮崎市内のスポーツ店にでも寄ろうかと考えていたので、近郊にしたのだった。
 一人登山もなかなか気乗りがしない。家族登山も、いつでもは学校を休ませるわけにはいかない。「明日は何をするとぉ?」と、何かしてはいけないみたいに女房に言われると、気乗りもしない。あわただしい師走のせいかもしれないが、結婚して11年、今の家を建てて7年、暮れの大掃除は私だけがしている。それも事実。活気のない家庭にやる気が起きてこないのは、当然だと思う。ましてや、私の遊びに反発し始めた子供達のコントロールを、女房は、決して修復しようともしない。家庭内で、威厳のない邪魔な存在になりつつあることを感じている。
 なんとなく、先の状態が見えそうな家庭内状況下、双石山の展望台から、世俗の見渡せる世界はつまらなかった。もっと標高が高ければ、居場所の無い世帯主達の家が、豆粒より小さく見えたはずである。そろそろ、私の遊びは、我が家の遊びでなくなる日も近いと感じている。
 
9:10自宅発−−10:10登山口−−10:30登山開始−−針の耳神社−−12:00第2展望所−−三差路−−山小屋−昼食−−山頂−−下山開始−−15:00姥ガ嶽神社/県道−−17:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠      
年齢 40 39     5 3  
ピーク合計 61 33     31 21  
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