水流渓人のページ「登山日記」No,25
1998/12/9
尾鈴山
1、405m

  (写真は2月初冠雪時)

自宅横の公園からは、いつも尾鈴が望める
 
 11月23日の「高岳」山行で、次男と荷物を背負い、手に長男がぶら下がった。右膝が痛み出し、毎日ストレッチをしては、薬を擦り込んでいた。
 痛みが去れば、確かめたくなるのは、当然の事。休みの朝起きると、近場の尾鈴に行くのに、準備は5分で足りた。
平日に出会う車も無いなと、思いつつ九重頭を過ぎ、ダートを走ると、甘茶谷に近づいた。なんだか、車が集まり「訓練」の立て札。見ると、滝上からロープを張り、児湯消防のレインジャーが忍者になっていた。遠慮気味におじぎをしながら、横を通り抜け登山口に着いた。いつも渓流釣りに来る所で、夏場は土砂崩れの改修工事が行われていたが、すっきり工事が完了していた。見上げると、「また崩壊するなぁ。」と、直感してしまった。
 登り始めると、以外に調子が良く、合目標識が、リズムよく現れる。5合目を過ぎ、傾斜が緩くなる頃から右膝が痛み始めたが、予定通りのタイムで山頂に着く。昼食のカップラーメンに入れるお湯を沸かしていると、なんだかヘリコプターが周囲を飛んでいる様で落ち着かない。空を見上げても、確認出来ないので、「なんだ、なんだ。」と思っていると、なんと、眼下にいるではないか。よく考えて見れば、私が山頂にいるのだから、不思議もないが、不思議な気分だ。ヘリコプターの音が、だんだん大きくなり、しかも音が止まっている。「どういう事だ。」と、考えながら、振り返るとたまげてしまった。なんと、私の後方30bほどの地点で、ホバーリングしながら停止している。しかも、目線より下方。操縦士の顔もはっきり見え、どうやら新田原自衛隊のヘリらしい。少し近づき、木々の間から覗き込んでいると、横のドアが開き、隊員がロープで降りた様な、吊り上がった様な………、たまげた。
 下山し始めると、膝の痛みもいくぶん和らぎ、1時間で登山口に到着出来た。
 
9:00自宅発−−10:30登山開始−−11:003合目−−11:306合目−−12:10山頂〜昼食〜−−13:00下山開始−−13:205合目−−14:00登山口−−14:50自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 39            
ピーク合計 43            
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