水流渓人のページ「家族登山日記」No,23

1998/11/3
黒岩山/上泉水山/下泉水山
1,488m / 1,570m / 1,550m

牧の戸峠から目指す 黒岩山山頂 泉水山へ向かう縦走路にて
 

 ついに、次男2歳が、自分の足で山頂を極めた。牧ノ戸峠からは、標高差200bほどだが、黒土の急登を、私のシューズをステップに、私の手をロープ代わりに、幾度も立ち止まりながら歩いた。姉兄も、たくさんの声援をしてくれた。素晴らしい感動と、出会えることができた。本当に、家族6人で、踏めた山頂である。涙が出そうだった。
 黒岩山から上泉水山にのびた縦走路は、右に九重連山を、左に涌蓋山を、眼下に牧ノ戸・長者原を見下ろして、夢の様なひとときである。ここは背負子で次男を担ぎ歩いたが、ガスが次第に遠退き、山肌の紅葉、青空、涼しい風が、最高の気分にしてくれた。祭日の割に、混雑もなく、家族1人1人の気配を、お互いに感じながら、同じ方向を目指し、同じように歩いていた。
 上泉水山からは、ますます快調に先を進み、下泉水山へ向かう。アセビのトンネルを「トトロ」の歌を歌いながら、家族行進していると、下泉水のピークをかすめて、長者原へ一気に下ってしまった。行楽客で賑わう長者原で一息いれると、牧ノ戸までバス?いや、歩く!。九州自然歩道のアスファルト道が、足裏にきついが、決して根をあげない、長女・次女・長男の姿があった。そして、8.8km の行程を完結させた。
『わたしは、山にのぼりました。3山につづけてのぼりました。1こめは、いしがいっぱいありました。2こめは、はっぱがいっぱいありました。3かいめには、いしとはっぱがいっぱいありました。かんそうは、足がいまにもくるしいといっていました。ゆうすけがどんぐりをいっしょうけんめいみつけているのをみて、ゆうすけには、めったにないからちょっぴりへんとおもいました。』
可奈子6歳の日記より

 
19:00自宅発−−23:10牧ノ戸峠着−車中泊−−11/3・7:25牧ノ戸−登山開始−−8:40黒岩山山頂−−10:30尾根−昼食−−11:30出発−−11:35上泉水山山頂−−12:10下泉水山アセビトンネル−−13:30長者原着−−14:00発・九州自然歩道を徒歩で−−15:40牧ノ戸峠着−−ヒゴタイ公園 ロッヂ泊−−11/4・羅漢寺/青の洞門−−耶馬渓/玖珠IC−−21:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠  
年齢 39 38 9 6 5 2  
ピーク合計 37 20 23 23 18 8  
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