烏帽子岳／宮崎

水流渓人のページ「登山日記」Ｎｏ，2０
1998/9/9 烏帽子岳 1,126m

山里を見下ろす		山頂にて			龍房山から

１人、トレーニングを兼ねて、どこへ行こうか、休日の朝９時に思い立った。「近く。近く。それでも、山らしい所。１０００㍍以上。」………と、頭が渦巻いた。ガイド本を手に取ると、尾鈴と烏帽子が目についたが、人間がイージィーな分、参考タイムのショートな「烏帽子岳」で、意志が固まった。　ここは、所属する山の会で、今年「山開き」を実施した山だが、仕事の為、参加できず、よく考えてみると未だ登っていないことに気付いた。自宅を出て、途中、コンビニで弁当を買い、阿万氏の所でコーヒーを飲み、登山口に到着したのは１０時半だった。身支度を整え、シシ平まで４０分、そこから山頂まで４５分のガイド本参考タイムを意識しながら、歩き始めた。歩き始めて２０分もすると、息が切れ、足がガタつき、「いいや、１人なんだし、ゆっくり登れば……。」と、１５分も休憩してしまった。しばらくで、５合目のシシ平に着いてタイムを確認すると、４０分で到着していた。ここからは、山頂へ急登続きとなるが、歩幅を意識して狭く、ゆっくりと登った。気がつくと、ひょっこりと山頂へ出た。下に銀鏡部落が見え、遠くの眺望は霞で望めなかったが、天包・石堂・雪降・オサレなどの米良山々が、楽しめた。　昼食時、自宅に電話を入れると、突然の親戚入院の知らせがあり、急ぎ下山する。急登の割に、木の根のステップと、程良い間隔の木を掴みながら、休憩なし４０分で車へたどり着けた。　登山行程の割に、山頂からの視界、高度感が楽しめる山である。帰路、車中で、やはり家族登山がいいなぁと、しばし思うトレーニングだった。

9:30自宅発－－10:52登山口－－11:32シシ平－－12:20山頂－－下山－－12:35９合目－昼食－－13:00下山開始－－13:20シシ平－－13:40登山口－－14:45自宅着

参加者	ぱぱ	まま	長女	次女	長男	次男	ゲスト
出欠	●
年齢	39
ピーク合計	28