水流渓人のページ「家族登山日記」No,19
1998/8/26
夷守岳
1,344m




 




 




 
生駒富士と呼ばれる 登山口にて 山頂、後方は韓国岳
 
 夏休み、最後の思い出にと、家族登山を計画した。夏場と言うこともあり、10月の例会登山の下見を兼ねて、山頂まで自然林の「夷守岳」に即決した。生駒高原から眺めると、「生駒富士」と異名をとる、その山様からは、ひたすら急登が予想された。
 生駒登山口からは、しばらく檜の植林帯が続き、なだらかにウォーミングアップが出来た。林道に出合い、工事の生コン車に注意しながら、夷守登山口の登山届けを奈名子が書いた。山様の如く、登山口から急な登りが始まる。いつでもそうだが、登り始めのあえぎに、40日ぶりの汗が出る。その汗が出てしまう頃には、快い汗に変わり、林を抜ける風と筋肉の燃焼が心地よい。
 いつも先頭を歩く次女は、我が家のムードメーカーである。長男がぐずる時、苦しい時、そのひょうきんで、楽しませてくれた。長女は、まるでバテない力強い足取りで、全体のペースバランスを維持してくれた。長男は、始めて背負うリュックに、雨具、非常食、飲料水、ライトを詰め込み、苦しい顔をしながらも、涙をみせず山頂を踏みしめてくれた。課題は、女房の下山である。膝にこたえる下りの土道は、家族中で一番の鈍足ぶりを誇っている。今後、次男の初登山を迎えるに当たって、鍛える必要があるようだ。
 山頂からの、霧島連山は、まさに圧巻。大パノラマを眺めながらの昼食・ビールは最高のひととき。振り返れば、眼下に小林盆地が広がり、尾鈴、市房の山々が望めた。10月は、この山頂を通り、大幡山から獅子戸、新燃、中岳の縦走に挑む。私自身、トレーニングが必要のようだ。
 
6:00自宅発−−8:02生駒登山口−−8:17夷守登山口−−9:13/3合目−−9:55/5合目−−10:50/7合目−−12:15山頂−昼食−−13:20下山開始−−14:585合目−−15:393合目−−16:15夷守登山口−−16:34生駒登山口−−18:45自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠    
年齢 39 38 9 6 4    
ピーク合計 27 17 20 20 15    
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