水流渓人のページ「家族登山日記」No,12
1997/12/14
市房山
1,721m




 




 




 
泣いて歩けない次女、後、発熱と判る 霧島山はポッカリ雲の上 よく頑張った。山頂で
 
 山の会の「例会登山」は7日「市房山」に決まったが、あいにく幼稚園の「おゆうぎ会」と重なり、あわや断念かと思っている時に、天候が味方し、1週間遅れて参加が叶った。登り始めると、次々行きたくなる気持ちが先立ち、目覚めもさわやか。12回目の家族登山であり、我が家の最高標高でもある。
 登り始めて20分、杉の巨木を眺めながら歩き中宮小屋で小休止。ここより木の根をステップに急な登りが続く。5合目を過ぎると登山道に雪が積もっている。素晴らしい晴天と雪と景色に感動しながら登りだが、いつも元気一杯の次女がぐずって歩かない。6合目の水場で女房・長女に追いつくが、とにかく元気がない。雪道が緩やかな登りになるが、5分と歩かない。始終大泣きの次女を女房と入れ替わり、長女と先を歩く。私の姿が見えなくなって少しは足が進んだみたいだが、体調がすぐれないようで、関節の痛みがあるみたいだ。おそらく、本日不参加の長男・次男風邪コンビの影響だろう。いよいよ9合目で2人と別れ、長女と山頂を目指す。小休止時、膝の上で次女が寝てしまったと、女房からの無線連絡。心を鬼にして、起こし頂上へ歩くように告げる。20分遅れで家族が揃い昼食となるが、眺望の素晴らしさに感動する。遠く霧島連山が雲の上に浮島の様に顔を出している。次女を無理に登らせた反省の念も感じたが、彼女の将来にきっとプラスになってくれることを信じて、登頂の喜びを焼酎で自己満足げに祝った。
 下山前、次女に飲ませた鎮痛薬のおかげで、元気に下山してくれた。長女は30分前に到着で、またまたたくましさを見せつけてくれた。下山を長引かせたのは、私の焼酎千鳥足と、女房の下手くそ山歩きのせいであり、決して次女 のせいではなかったことを付け加えておく。帰路、途中で寄った湯山温泉「桜花園」露天風呂は気持ちいーかった。
 
05:55自宅発−−06:15中央自動車集合場所発〜村所経由・湯山〜−−08:15登山開始−−08:40中宮山小屋・4合目−−09:055合目−−09:556合目−−11:539合目−−12:25山頂−昼食−−13:50下山開始−−16:45登山口〜湯山温泉・桜花園〜夕食・市房ダム湖畔〜−−20:15自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠     山の会
年齢 38 37 8 5     他10名
ピーク合計 18 12 15 15      
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