水流渓人のページ「家族登山日記」No,2
1996/11/3
白鳥山
1,363m




 




 




 
六観音池の畔で休憩 白鳥展望台 分岐点の松林
 
 子供4人をかかえての山登りには、かなりの犠牲が生じるものである。長女・次女を従えて山登りを計画したのであるが、それには、女房の協力が絶大である。紅葉シーズンで混み合う不動池付近で3人を下ろすと、さらに混み合うえびの高原バスターミナルへ、女房は長男・次男とともに向かった。無線にて連絡を取ってみると、満車状態の駐車場を避け、高千穂河原方面へ移動しながら、路上駐車が可能な場所を探しているようであった。
 不動池から遊歩道を歩き始めた私達3人は、紅葉の景色を満喫しながら程良く額が汗ばみ始めた頃、六観池展望台に到着した。長女・次女は、水を触りたくて湖畔に降りて、大声ではしゃぎ始めた。空腹感もあったが、昼食は山頂でしたかったので、飴玉をなめながら先を急いだ。白紫池が見え始めた頃、右に白鳥山への登山道が遊歩道から分岐した。20分程の急登を、すいすい登る長女、泣き出した次女。あまりの大声での泣き声に、すれ違う人、追い越す人達が、応援の声をかけてくれるが、ますます頑なに泣く次女だった。次女ばかりかばう私の態度に、長女がムッとし始めた頃、マルマル太った小学生の男の子が「ガンバレヨ」と、声をかけてくれた。それから、少しずつ次女の足は山頂へ近づいた。
 展望台で、韓国岳の雄大な景色を眺めながら昼食、心地よい風に浸っていたが、混雑・ゴミ散乱にはガッカリしてしまった。
 なだらかな尾根を歩き、溶岩ゴツゴツの山頂を踏んだ後、元気モリモリになった次女が先頭を歩き、しばらくで遊歩道と合流した。女房・長男・次男の待つゴールで、ソフトクリームの確約をとりつけた2人は、さらに軽快な足取りでバスターミナルを目指した。
 
10:00自宅発−−11:30不動池遊歩道入口−−12:10六観池展望台−−12:30白鳥山登山口−−12:50北側展望台−昼食−−13:10下山開始−−14:00えびの高原バスターミナル−−20:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男  
出欠        
年齢 37   7 4      
ピーク合計 2   2 2      
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