水流渓人のページ「家族登山日記」No,1
1996/10/27
すべてはここから始まった・・・
丹助岳
815m




 




 




 
高度感が楽しい次女 こういうの大好き長女 家族登山の初写真
 

 初めての家族登山。次男を親戚に預け、女房・長女そして、初登山となる次女5才長男3才である。前日の支度は、子供達の着替え・防寒具・雨具などでリュック満載の状態である。当日の朝を迎えてみると、前日までが嘘のような快晴に恵まれ、汗ばむほどの陽気となった。
 西都を車3台で出発し、途中延岡のコンビニで食料調達するが、10号線を左折したところで、娘のピアノ発表会に向かう長崎氏とすれ違い、土産に巨大鯖姿寿司を頂き、山頂でのご馳走にキープした。こんにゃく村で小休止をした後、登山口の標識を右折、ほどなく丹助小屋に到着した。見晴らしのいい小屋周辺は、ガイドブックにキャンプ場と明記されている。しかし、この時期水が枯れているので注意が必要である。
 登山口から30分ほどで山頂であるが、急登になっても自分の足で、滑りながらこけながら登る長男3才を見ていると、荒立つ自分の呼吸を忘れてしまうほどである。山頂からの眺めは、手軽に山の高度感が味わえ、東に矢筈岳・比叡山の圧倒される岩峰を仰ぎ、遠く阿蘇山・根子岳が望めた。紅葉には、後1週間といった所ではあったが、家族5人の記念すべき写真がアルバムに追加する事ができた。
 気が付くと、丹助岳山頂も岩峰になっており、阿万氏に連れられた長女・次女が東側の岩壁でクライミングの練習をさせてくれた。覗けば、足のすくみそうな絶壁で、また1つ私の子供は、他の子供では味わうことの出来ない経験を出来たようだ。下山は、天狗岩を通り、なだらかなコースとなっており、所々の落葉樹が秋のすがすがしさを与えてくれた。
 帰路、日之影温泉駅で汗を流し、飲んだ生ビールの美味しかったこと・・・。私までほんのり頬を紅葉させ、来週の山行を密かに決意した。

 
7:00西都−−10:30丹助小屋−−11:00丹助岳−昼食−−12:30下山開始−−12:45天狗岩−−13:10丹助小屋着−−13:40林道より比叡を望む−−14:30日之影温泉駅−−16:30中小屋天文台−−17:40西都着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠   8名
年齢 37 36 7 4 3    
ピーク合計 1 1 1 1 1    
Copyright(C) 水流渓人 All Rights Reserved
 
inserted by FC2 system