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2011年2月5日 「球磨川水源」冬枯れの明るく静かな森・・・。
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この時期、誰も来てないんだなぁ〜・・・。少し心細く歩き始めた・・・。
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位置
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この時期が来ると思い出すのは、去年の次女の大学受験だ。2月8日に合格発表があり、10日には福岡に出向き学生マンションを予約した。12日に、高校の
卒業式・・・。なんだか、家族の中に、一気に春一番が吹き渡った様だった。入学式に、ママと押しかけ感涙した。入学後、ワンゲル部の門を叩いた彼女は、
28座の山頂に足跡を残した。充実した1年を過ごしてくれただろうか?遠い学生の頃を思い出せば、悶々と過ごした高校を卒業し、大学では焦って時間を追い
かけた!やりたい事をたくさん残し就職した。就職すると、足りない時間に気付いた。彼女は、どうなのだろう・・・。そんな、ふとした甘酸っぱい風が漂って
いる2月の様な気がする。
最近、長男は、卒業していく先輩の為に、パソコン部主将として、「記念DVD」を製作しているみたいだ。いよいよ、今年は大学受験もある。頑固な所と、
気弱い所と、強気な所と、何面も駆使する息子に、私は、ただ眩しく眺めているだけだが、悔いのない1年であってほしい!
そして、去年同様、ぼんやり気分で、仕事も遊びも集中出来ない自分がいる。
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市房ダムから古屋敷を左折し、九州自然歩道になった林道を上る。一部凍った「穴手尾の滝」
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直進「五木」と記してある。右折し「球磨川水源」を目指す。除雪してあった。
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登山口にある標識
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登山口付近に架かる「源流橋」
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勇壮な杉の大木
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大きな2本杉
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球磨川源流へと続く沢は、明るく、心地よい自然林が広がっていた。
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青空と雪は、実にいいバランス!
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川に渡してあった丸太橋
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分岐は、安全コースへ
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なかなかの斜面が続く・・・
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ついているのは、鹿・猪・ウサギの足跡だけ・・・。車から6本爪アイゼンで歩き始めると、ザクザクから、ズボッズボッと膝上まであるところも多い。最初、
コースが判りにくく、しばらく沢を歩くと、上にネットで見たことのある「二本杉」が見えたので、斜面を登ると、また快適な登山道になった。いつもはザレ?
だろう場所は快適になっていたのではないだろうか・・・。汗ばむ陽気になり、沢のトラバースは、何度も踏み抜いてしまう。
丸太橋を渡ってからは、ラッセルラッセル!汗が噴出す!分岐から安全コースで、ジグザグ高度を上げると、尾根・谷を下り気味にトラバースする。下に転げ
落ちそうで怖い!一歩踏み出す度に、ズボッと膝上まで入る。いつもは、山頂を目指すので、登山道より地形図を優先するが、だいたい山頂は高い方向へ行けば
大丈夫だが、「水源」となると、沢筋?目印?頼りで、とくに踏み跡の無い雪面となると、ハデな目印が有難い!迷わず「球磨川源流」の標柱群に導いてくれ
た。昼食とした。
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冬枯れの明るい森から高塚山方面が見えていた。
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球磨川水源の標柱群
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とりあえず1枚!
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帰路、林道から眺めた「水上越」
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少し遠巻きの景色になり、脊梁の山々が見渡せた!
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時間の都合で、水源までとしたが、「水上越」の稜線が見てみたかった・・・歩いてみたかった。下山は、自分の踏み跡を辿るだけだから楽勝だ。今年は、脊梁
方面に足跡を残したいと思っている。テーマとか、目標とかは、山には持たない様に心がけているが、歩いた後に残る爽快感を、体は求めているのかも知れな
い。決まったように、同じように行動する事は自分に向いていない。四季を通じ、毎年、決まった様に同じ山に登ったり、いつも同じメンバーだったり・・・私
にはダメだ!1週間先の予定を決めているのも飽きが来る。いつ誘っても、誘われても、いつも対応できる自分も、環境も、相手も、すぐに飽きが来る。単独で
山を歩いている自分にも飽きが来るのだから、自分はいったい何?
だが、いつもの時期に、いつもの場所に出かけ、いつものメンバーで、いつもの様に行動し・・・というのも、安心出来る人もいるんだろうなぁ〜!ひょっとして、会話も同じだったら気色悪いだろうなぁ〜いや、安心かな?
飽き性なのだが、自然が織り成す偶然の世界は、一つとして同じものが無い。本当は、人だって一瞬として同じ時は無いのかも知れないね!!
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堂々たる市房山が鎮座していた!
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自宅発6:45----村所----湯前----登山口9:00----登山開始9:25----分岐10:24----水源11:40----昼食----下山12:25----登山口13:25----時間規制----湯山----村所----自宅
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