水流渓人「hot-news」

2010年8月28日 「国見岳・小国見岳・五勇山・烏帽子岳」周回登山

いつか歩いてみたかったコースだが、雨で沢中止となった転進計画となる!

 

  28日は、「祝子川ゴルジュ」の再挑戦の日に決めていた。・・・が、前日から時折降る強雨で、水位が1m近くになった。もうムリ!と決まれば、行く先を変 更しなくてはならない。中止計画に見合う山行・・・なら、少しは距離もあらねば・・・。宮崎が雨なら、熊本だな!と、五木村を過ぎ、五家荘の近くから国見 岳周回に変更する旨のメールを流すと、小松の親分も、じんさんもむ、快諾の返信が来た!
 小松の親分とは、私の自宅で9時で西米良経由で熊本を目指す。湯山温泉の駐車場で、じんさんを10時半に拾い、フルーティロードから、川辺川上流を目指 す。眠くなった所・・・樅木手前だったろうか、道路脇の広場で仮眠とした。少し、車内で前夜祭・・・私はチョイと舐める程度・・・他2名は、調子よくグビ と飲んでいた。

 
  
樅木から、林道終点となるゲートから歩く。 林道5分で、新登山口に出会う。
   
  
旧登山口との分岐に到着!標高差で1/2といった所。 新しい堰堤上へ再入渓
  
  

急登もあと少し! 石灰岩が露出していた。
 
  

急登が終わり、8合目付近からなだらかで、落ち着く森に包まれて歩く。

 
  

山頂まで、もう少し! 国見山・1738.8m
 
 

  朝起きて、登山口へと移動するが、渓流釣りのメッカだけあって、釣り師の車が多い。だいたい渓流釣りのマナーとして、先発がいるのに上流に入るのはタブー なので、私達が追い越して行くのを釣り支度を整えている釣り師が睨むが、私ら登山です!!そうこうしながら、樅木を過ぎ、林道ゲートに到着する。少し手前 にある黄色い看板の「烏帽子岳登山口」を確認した。予定では、ここに下山してくる予定だ。
 ゲート前の林道に駐車し、横をすり抜け林道を進むこと5分で、国見岳への新登山口となる。ペースを掴むために、リズムに乗りながら足を上げていく。前 夜、調子よく焼酎を飲んだお二人は、しきりに「ハイペースだ!」と申告していた。分岐まで来ると大休憩。ここが、標高差の半分地点、距離だと1/3ぐらい だろうか・・・。風と曇天が、夏の暑さを忘れさせてくれる。少し展望が開けるが、右に見えるはずの烏帽子岳方面の上部は、スッポリ雲に覆われていた。稜線 が近づくにつれ、宮崎側の天気となり、雨と風が強くなってくる。弱い雨だが、風で、カッパを着ていてもちょうどいいぐらいの涼しい山行となった。
 国見山の山頂では、記念写真のみ・・・。

 
  
小国見山(おぐるみやま)1708m きのこがアチコチにニョキニョキと・・・
 
 
五勇山への稜線は、文句の無い登山道が続く やはり、歩いてよかった!と、何度も思った。
 
 
五勇山は、縦走路を少し行き過ぎる。 山頂らしくない「五勇山」の山頂広場・1662m
 

  登山の状況のみ書いているが、すでに書いている今は、9月3日である。1日と2日は、長男の文化祭で、毎年、ママは朝から張り付いて見学しているのだが、 今年は大きく状況が違う。長男の前向きさは、聞いていて嬉しいばかりだし、次女は、大学のワンゲル部の中央アルプス合宿出発の日で、親としてもワクワクす るばかりである。しかし、大きな失敗や、大きな事件が家族を取り巻いていている。こういうウェブサイトに書く必要もないのだろうが、私自身、書く事で自分 を見つめ、家族を見つめて来たのも事実である。触れずにいると、書くことをやめてしまうのも知っている。この記録を書きながら、充実した山行であったにも 関わらず、書く時に、取り巻く環境が大きく変化し、家族の歯車がズレてしまった。今朝、長男の体育祭の為、サンドイッチを作った。ママと長男だけの体育祭 になってしまった。こうして、子供の行事に関わりが薄くなる事も、成長なる変化という事だろうか?いや違うね!長男は、皆に来て欲しいと思っている。しか し、行けない状況に今はなってしまった。持って行き場の無い悲しみや怒りや情けなさの中に居る。どう、回答づけるのか、見つけ出せない・・・いや、時間を たくさん費やさなければならない状況にいる。
 辛いレポートになってしまった・・・。いい山だっただけに・・・、良い山行だっただけに・・・。

 
  
烏帽子岳へはなんとシャクナゲの多い事だろう 槇峰峠の分岐は、シャクナゲの群生地
 
 
何度かのアップダウンで・・・ 烏帽子岳・1692.2m
 
 
この分岐は、ササの中で要注意! 山行中、初めて広がった視界
 
 
烏帽子岳登山口になっている林道に到着 川辺川の上流部
  
     

  国見岳からの縦走路は、素晴らしかった。私は、とりつかれた様に歩を急ぎ、ただただ歩いていた。思う様に斜面を上がり、小国見岳のピークに立つ。視界の効 かない縦走路は、前のみ目指し、五勇山。そして、僅かのアップダウンで烏帽子岳。間違えないように!と、注意しながら林道を目指し下山した。今回、間違い の無い様に周回することに専念し、楽しむ事を忘れていた様である。
 約7時間ぐらいの行程だったが、2時過ぎに下山出来たので、「樅木の吊り橋」を見たり、五木村の道の駅でのんびりアイスを食べたり出来た。湯山の温泉に浸かり、帰宅。
 
 いやぁ・・・、気分が下降していて辛いレポートの作成になってしまったなぁ〜。

 
 

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ゲー ト7:14---新国見岳登山口7:20----分岐8:11----国見岳9:30----小国見岳10:00----五勇山10:54----烏帽子 岳11:58----分岐(本谷登山口)12:11----烏帽子岳登山口(林道)14:05----ゲート14:08

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