水流渓人「hot-news」

2010年6月2日

「まだまだ、登っていない山シリーズ」は、続き続くぅ〜のだ!

 

 「式部岳」は、国富町・深年川側からが知られている。(国富町HP)でも、西都市に住む私は、登るなら、ぜひ西都市側の掃部岳登山口からと思っていた。
 4月から、週休2日になった勤務体制のおかげで、ゆっくりと計画を考える事が出来るようになった。いや、実は、休みが増えた事への戸惑いと経済的な負担 増も、事実ではある。なんだか、複雑である所に、宮崎の口蹄疫は、私達の行動にも大きく影響を受けている。やはり、病気拡大にならない様に・・・と、積極 的に消毒を受けてはいるのだが・・・。

 
  
林道が崩壊していたので ここから歩く事に・・・
   
   

前谷林道(標高460m付近だろか)、ごっそり崩壊していた。

 

 朝、長男・次男を駅に送る。迎えは、自動車通学している長女が、今日はバイトも休みで、学校帰りに行ってくれる事になり、私とママの帰宅時間に制限は無くなった。
 自宅から、三財地区の小豆野から、寒川方面へ向う。途中から、前谷林道へと進むが、緑と渓流が目に飛び込み気持ちいい。暮らす家から、30分とかからな い場所に、たくさんの自然があり、「豊かさ」が身に染みる瞬間だ!釣り・・・だろうか、1台のJimnyにすれ違っただけだった。快適な林道を進む。隣で ママは居眠りをしていたが、林道の途中で出会った軽トラックの方が、「道は崩れていて、ここから先はムリだよ!」と教えてくれた。車から降りて、私が歩い て見に行くが、20mほど先まで、林道は消失していた。ごっそりと、斜面が土砂崩れを起こしていたが、徒歩なら渡れそうだったので、一旦、車に戻り、ここ から歩く事にして、身支度を整える。


 
林道を歩いて1時間、ようやく登山口に到着! お出迎え、ありがとう!!
 
 

尾根には、自然林が残り、涼しい風が吹いていた。

 

 

第二展望所の標高1190mの分岐 途中の尾根から、大森岳が見えていた。
 
 

  林道を1時間歩いて、登山口。急登で始まる掃部岳登山口は、なかなか手強いよなぁ〜!車を置いたところから、3時間30分で、ようやく標高1190mの第 二展望所(マンサクの丘)である。ドウダンツツジが目に入るが、さらにアップダウンを重ねて式部岳を目指さなくてはならない。ペースも気持ちも上がらない ママは、言葉が少ない。
 主稜線から、左に道を進むと、更に濃い自然林が広がっていた。ただ、アップダウンを繰り返し、第二展望所から山頂まで1時間15分かかった。ペースは上 がらないが、その分、ゆっくりと森を味わえた。山頂で、遅い昼食の弁当を食べ始めると、ズボンの裾からエッチラコッチラとヤマヒル君が這い上がり、よく見 ると、もう一匹ズボンの裏側にも待機していた。落ち着かず、立って弁当を食べる羽目になり、そそくさと下山体勢となる。

 
 
右奥が式部岳の山頂1218.9m ようやく到着した「式部岳」
 
 

自然濃い、式部岳への稜線


 登りが長かったから、当然、下山も3時間30分かかった。私は、情けない事に、膝がおかしくなり、サポーターの世話になった。痛みが残ったが、歩いた満足感は大きかった。ママの万歩計のついた携帯電話が、30,162歩を示していた。
 歩けて良かった!良かった!的、なんだか初歩的感動に浸ってしまった山行となった。夜に、40分ほどウォーキングを続けているが、その効果は登山では感 じられない。登山の効果を期待するなら、登山でてしか得られない気がする。しかし、これがまたそこまで頑張ろう!という域・・・意識にならないから困った もんである。ぼちぼち・・・と思うから、ぼちぼちでない頑張らないといけない時、膝を故障させるんだろなぁ〜・・・。

 
 

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自 宅発7:30----前谷林道出会い8:05----林道崩壊地より登山開始8:35----掃部岳登山口9:45----第二展望所11:59---- 式部岳山頂13:17----昼食----下山13:40----掃部岳登山口16:12----駐車地点17:15----自宅18:00

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