水流渓人「hot-news」

2009年7月8日 「石氷川沢登り」水曜なんじゃこら隊

えびの高原へ登る途中にある「七折の滝」を登る・・・距離は短いが、楽しい沢だったなぁ〜。

 

 西都山岳会の月例会は、西都市公民館を借りて、毎月第一金曜日の20時から実施している。会全体としての大きな目標は無いが、前月の山行報告や、今後の活動予定やリクエストがある。その日も、6月の例会山行一泊二日で行われた「上の小屋谷沢登り」の報告や、韓国「ソラク山クライミング」の報告や、募集沢登り「霧島川」の報告やら、7月の「錫杖岳クライミング」「北アルプス5泊縦走」計画で賑わった。
 ・・・と、この夏、小松の親分が、実に20年前の沢靴を引っ張り出して、沢にモチベーションを上げ始めた。8日の川キョンの休みがきっかけになり、「水曜なんじゃこら隊」のお手軽コース選定の沢計画となった。じんさんは、熊本ながら奇妙なきっかけで、西都山岳会会員なのである。すかさず、お誘いのメール・・・。

 

  近場のウェブサイトでよく見かける「石氷川(いしごおりがわ)」の沢登りである。小林ICからえびの高原への登り道途中で見かける「七折の滝」看板からの入渓し、「相聞の滝」を巻き上がり甑岳登山口に抜ける。上に車をデポしたら、まぁ楽勝である。とりあえず、今回は初めてという事もあり、「相聞の滝」から右尾根へと上がり、右の支沢を詰めて甑岳登山道へと抜け、甑岳の山頂標識で昼食との計画にした。それでも時間が余りそうなので、みやま荘で入浴後、都城のアウトドアショップ「木望峰」さんへ押しかけ、ラーメン食べてお開きの運びとなった。

 

 

この少し下流から沢に入る。 橋下をくぐる。赤い岩だ!
   
 
橋下の滝つぼから攀じる小松の親分 そこを確保で、クリアのじんさん!
 
 

車道からすぐで、深い谷の形相になる。この日、曇り/雨予報でも水は冷たい。
 
 
積極的に水の中を進む 滝の裏が岩屋になっている。
 
  


滝裏の岩屋に入り込み仲間を写す。ここは、滝右の簡単なスラブを登る。

 
 
次々と小滝をクリアしていく。 なんと、アルプス遠征に向け、沢でボッカし、滝登攀する小松の親分。
  

この滝は、小松の親分が15kgのザックを背負ったまま成功!
落ち込みからの取り付きが厳しく、私とじんさんは、確保してもらってもリタイア(>_<)
そして、この写真・・・川キョン、粘ってフォロー成功!

 
 

私、一度ドボンで失敗後、川キョン先輩の見事クリアシーン!!\(^O^)/

 
 

ここで、3度滑る?落ちる?大声のじんさん

それでも果敢に流芯を進む。

 
  
滝が終了すると、ヤマアジサイの楽園 ホッとする至福の一時・・・
 
 

 そして、見事な「相聞の滝」に突き当たる。ここは、水量が多い時にだけ滝になるそうだが、なかなか見ごたえのある堂々とした景観だ!(上下をつないだ写真)しばし眺めたら右の藪尾根に突入するが、隣の支沢へはすぐに抜け、靴を履き替える。
 
 
甑岳への登山道に突き当たる。 登山道に合流後17分で山頂標識へ
 

 たくさんの要素があり、想像以上に楽しめた。この楽しさは、やはり初めての挑戦たからこそ・・・だと思う。いろいろな状況や環境が、それぞれの仲間にはある。そして、それはいつも変化している。今年の春、私は左肩の不調で岩登りから離脱した。なんとかしようとの焦りもあるが、穏やかに構えなくては仕方ないと思い直した。沢登りはしなかった小松の親分が、沢に来てくれた。あれこれ言いながら、戸惑いながら、それでも川キョンや小松の親分とは18年の付き合いになる。じんさんとは、2001年に初対面だが、その時、小松の親分も一緒にいた。
 なんだかんだとあり、言っているが、故障せずに、じわじわと楽しんで行ければいいんじゃないかな?今は、子育てに対する支援がピークになりつつある時期・・・、まぁ、こうして遊べているんだから幸せなんだろなぁ〜。

 
 

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西都発7:00---川キョン宅7:15---小林IC8:40---甑岳登山口車をデポ9:00----七折の滝より入渓9:30---相聞の滝12:30---登山道出会13:20---甑岳山頂13:37---昼食---下山14:07---甑岳登山口14:31---みやま荘---木望峰---ラーメン---解散---西都着19:50

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