水流渓人「hot-news」

2009年6月27日 「霧島川沢登り」西都山岳会

沢塾・入門編「霧島川」・・・として、山岳会へ募集していた。

 

 たまにある土日の休み・・・家族行動も取りにくい状況である。まぁ、そうだわな!長女も二十歳になり、次女高校3年、長男高校1年、次男中学2年であり、試験も多い。大手を振って自分の遊びに陶酔しているわけではないが、ママも同行出来てワイワイ楽しめたらなぁ〜企画で、山岳会に募集をしてみた。ママは、5月末の「久住11座縦走」後、どうも膝を痛めたみたいで、もうすぐ控えている大阪での30年ぶりの「同窓会」へ向け調整に入っている・・・不参加!
 山岳会では、この霧島川を数名の女性だけで、去年、初見チャレンジした。堰堤から入渓し、左俣への分岐へと進んだ。林道を横断後、しばらくでkimiちゃんが倒木に滑り、足を骨折した。だが、アクシデントに対する意識と行動は、さすが山岳会である。当日のチームだけで、自力脱出してきた。そんな意識の高い会員に、ケガぐらいで楽しい沢登りから離れて欲しくない思いもあった。募集して最初に参加表明してきたのは、去年のリベンジ組のチーちゃん、kimiちゃん。しばらくして、ヨシコちゃん、チヨちゃん。数日前に、麓屋組のAYAちゃん。前日には、マッキーから、じんさんから、小松の親分からも参加表明が入った。最後に、この日の参加組が装備購入に行き、予定を聞いた「木望峰」さんも、嬉しいゲスト参加となった。ゲストとは言え、当会と木望峰さんとの親交は、30年以上も前からで、息も気も合う古い仲間でもある。心強いチームとなった。

  
  

「新湯温泉」先の堰堤から入る。

 
  
新調した沢靴の紐を締めなおすkimiちゃん 遡行が始まった。
   
 
積極的に水の中を行く ボルダリングに興じる
 
 

分岐から、右俣を滝まで進み(約10分)記念撮影!ご機嫌!!
 
 
左俣へ戻る。この8m程の滝は右を巻く 滝からすぐで、新湯林道をくぐる。
 
 


この沢、初泳ぎ・・・いろいろあって楽しいばかりだが、水は冷たい!

 
 


  両滝にて・・・

 山の会の仲間との時間を埋めるかの様に山行募集をしている。そんな理由があっての事ではないが、感謝されて嫌なはずがない。遅いペースでも、恐々の仲間がいても、全員を登らせててこそのリーダーである。そして、最後に心の底から「良かった!」と思ってもらうには、安全に下山出来てこそである。
 霧島の沢、いいもんである。コンパクトに、たくさんの沢の表情を持っている。山で、沢で遊ぶのに、文句があるはずもない。皆、笑顔から、充実した表情に変わるのは、いよいよ疲れが見えてきた頃からである。当然、根を上げる仲間はいない。

 
 
両滝は、左を巻く。 そして、滝上で再度入渓
  
 

いくつかの小滝を超え・・・

いくつかの小滝に挑み・・・

 
  
楽しいナメ滝・・・ 流れを登る。
水が切れ・・・ 笹藪を猛突進し・・・
 
 

避難小屋に到着したメンバー充実の顔で、記念写真!!

 
 
どしゃ降りとなった下山 それでも元気に到着!
 

 避難小屋に着く頃、待ってましたとばかりに雨が降り出した。いや、沢の間は降らずにいてくれた様だ!遅い昼食を小屋で食べる。どしゃ降りの下山となったが、気持ちは満たされているから、苦になる歩きではない。下山口の大浪池登山口で、皆と握手を交わすと、私はようやく緊張がほぐれた。「温泉!」との号令で、みやま荘(300円)の天然カケ流しの湯に入る。夕食まで食べての解散となる。楽しんでもらったのだろう・・・、次のリクエストの声まで聞けた。

 
 

登山日記のページへ

 
西都発6:30----高原コンビニ7:45----入渓地(堰堤)9:15----右俣の大滝10:00----林道出会10:50----休憩----両滝11:30----ナメ滝入口13:30----非難小屋15:00----休憩----下山15:40----大浪池登山口17:00----温泉(みやま荘)----小林にて夕食----西都着21:30

 Copyright (C) 水流渓人 All Rights Reserved  

BACK

inserted by FC2 system