２００９年４月１９日　「古祖母山には９年前に息子と来た！」親子登山

アケボノツツジ開花の縦走路を歩きたい・・・

　超珍事・・・とは、土日連休を取得できた事だ。土曜は学校だった長男が、クライミングを期待していた。高校になり、何か部活？と、思っているこの時期・・・復部？と、思わせぶりな態度で土曜日に、レスリング部の練習に参加した。そりゃ、先生や先輩達が嬉しそうにしてくれたらしい・・・。現役同然に扱われ、スパーリングを５本やったと言っていた。それ以上に、親父の私は嬉しかった。でも彼に復部することを期待するのは、親のエゴみたいに思えた。肋骨辺りを痛がっていたので、クライミングではなく山歩きにしよう！と前夜決めた。
　岩なら私と息子２人と言うことだったが、山ならママも参加だ！この時期、いつも岩ばかりで「あ〜ぁ、今年もアケボノツツジは見られなかったわ！」と、ため息つくママだが、去年の三方岳に続きなんとか見せる事が出来た。ツツジでは一番好きな花らしい。そして、古祖母山を選んだのには、もう一つ理由があった。ここは、９年前に小学１年だった長男と来て、雨で敗退していた。

ドライブインから、たくさんのサーファーが見えていた。今日は、休日なんだなぁ〜！！

 

 ９年前の長男。

大障子岳をバックに、上がアケボノツツジ、下がミツバツツジ

縦走路からは、烏帽子岩・天狗岩・祖母山の眺めが良かった！

　いい天気の中で、気持ち良く山頂（１６３３ｍ）を迎えた。展望もすこぶる良くて、言うことなしである。理屈なんだか、屁理屈なんだか・・・判らぬ長男の話を聞きながら歩くのも楽しい。学校での事や、自分の興味ある事や、最近に読んだ本の事や・・・。ママとの会話を聞いているのも楽しい。今日は、ペースの上がらないママだったので、障子岳まで足を伸ばそうと思っていたけど、ここで中止にする事にした。木陰を選ぶほど日差しは強く感じた。食事をして、のんびり過ごした。

　トンネルの歩き、駐車していた大分県側へ戻る。緒方町は、豊後大野市と名を変えている。祖母・傾山系をグルリと縦走する事を目標にしている。行きたい山は、山の数ほどあり、九州圏内はおろか宮崎内でも未踏の山だらけだ。少しずつの楽しみにしている。いくら登っても、次から次に新しい山名を目にする。気持にブレーキをかけつつ、ボチボチでいい！と言い聞かせないと、焦りとストレスになっていまう。
　この日、本当に落ち着いた気持ちで歩く事が出来た。日々、気が休まらない。それをなんとか修正できる手段を、「登山」というスタイルで持ち合わせている事は、実に有難い事だ。誰の歩きでも目標でもない、自分の楽しみとして、生涯続けていきたいと思っている。「山を歩く。」という行為と出会えて良かった！

初めて「天岩戸神社」に寄って見た。願いを込め石を積み上げている光景には圧倒される。

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