水流渓人「hot-news」

2009年4月15日 「霧島を歩けば10座縦走?」久しぶりの水曜なんじゃこら隊

高千穂河原〜中岳〜新燃岳〜獅子戸岳〜大幡山〜丸岡山〜夷守岳〜丸岡山〜大幡山〜新燃岳〜中岳〜高千穂河原

 

 10座と言えば、山頂を10個踏むのだが、夷守岳への往復と言えば、そうも聞こえる。まぁ、通り道に過ぎないが、そこを過大に表現するのは水流ちゃんのいつもの事・・・と、許せ!「霧島小規模十座縦走」とでも言おうか・・・、いやいやちゃんと10個のピークは踏んだのだから、「10座縦走」なんである!!
 川キョンが、たまに水曜日に付き合ってくれる。訳あって、土日もクライミングの小松の親分・・・。今だけ水曜も可!状態。いつもとはちょっとヘンテコな「水曜なんじゃこら隊」4人の集合となった。訳あって、5月「アメリカ・レッドロック・クライミング」へのメンバーとなった小松の親分、スタミナアップの為の強化訓練を踏まえた参加でもある。じんさんも、最近は仕事を始めたそうだが、水曜日は即答で参加表明である。

  
   
高千穂河原を出発!すんばらしい天気だ!! 中岳への登りは遊歩道から始まる。
   
  
まず、1座目「中岳」 続いて、2座目「新燃岳」
 
 

3座目「獅子戸岳」 余裕の笑顔・・・だぜ! で・・・何が可笑しかったんだっけ??

 
 
シロモジ越しに、奥から夷守岳・丸岡山・大幡山 今、霧島の名花「キリシマミズキ」が最盛期
 
   
4座目「大幡山」 展望所から大幡池を見る
  
  
まぁ、湖畔歩きは外せないでしょう!後方「韓国岳」 5座目「丸岡山」を通過・・・
  

 あちゃ〜!丸岡山の下りから見えてきた「夷守岳」は、かなりな急登だ!標高200m下り、一気に200m登る。結構、アゴを出し、息絶え絶えの「水曜なんじゃこら隊」。木陰を見つけては、頻繁な小休止を繰り返し、「なんじゃこら!結構キツイなぁ!!」と、文句も多い。事前に、累計標高差や距離を把握せずに来たからこそ歩いている感あり・・・、実は距離20km・累計標高差は1400mあった。はじめから知っていたら、多分、水流ちゃんは言い出しっぺにはならなかったはず。

  
  

とにかく、嬉しい「夷守岳」6座目の「水曜なんじゃこら隊」・・・飯だ!飯だ!
 
 
丸岡山へは、お約束200下って、また200登る・・・ で、7座目「再・丸岡山」
 
 

 8座目「再・大幡山」で、3人の尻・・・。高千穂峰を望みながら、絵になるねぇ〜!!ここまで来たら、ずいぶん気が楽になった。「歩けるもんだねぇ〜!」なんて、呑気な事を言いながら、頻繁な休憩を繰り返す。
 訳あって土日のクライミングも可能になった小松の親分である。どうもこの肩では、クライミングどころではない水流渓人である。「水曜登攀隊」は、素晴らしい足跡を残してきたと私は思っている。ほとんどが、小松の親分の登攀能力のレベルアップのおかげだが、二人で、教わる事無く「初見ルート挑戦」を続けてきた。それは、HPの影響もあろうが、あたこちに名も浸透してきた。今、「水曜登攀隊」の名を封印しようと考えている。一旦、解散を考えている。でも、最後の挑戦を完了した上でだ!仲間は永遠に続く・・・。でも、「挑戦」するには、水流渓人は自信がなくなっている。怖気づいている。

 
 
9座目「再・新燃岳」 小松の親分の後方に、ポッカリ桜島
   
   

 ほんで、最後10座目の「再・中岳」で、とりあえず10座のピークは踏んだ(通過した)。新燃岳から中岳への木道は、膝に堪えた。何度か立ち止まらないと痛くてたまらなかった。皆、痛くて、お互い自分だけではなくてホッとした気持ちもあった。中岳を下り終えると、遊歩道になる。草むらに寝転がると、視界には空の青以外映らなかった。正面に、夕焼けに染まる高千穂峰がドカンと座っていた。
 登山は、義務じゃないよね!挑戦は、夢の実現だったはずなんだけど、重く感じたりもする。そうこう言いながら、感じながら、自然の中で楽しむ事からは離れられないんだろうなぁ〜!柔らかく、ふわふわした感覚と状況で、そんな人でいたいと思っている。

  

登山日記のページへ

 
自宅発5:45----川キョン宅6:00----高原コンビニ7:00----高千穂河原出発7:53----中岳8:54----新燃岳9:28----獅子戸岳10:12----大幡山10:58----大幡池----丸岡山11:45----夷守岳12:55----休憩----山頂発13:35----丸岡山14:26----大幡山15:14----新燃分岐16:07----新燃岳16:44----中岳17:13----高千穂河原18:00----皇子原温泉----小林市内トンカツ屋----解散----帰宅22:00

 Copyright (C) 水流渓人 All Rights Reserved  

BACK

inserted by FC2 system