水流渓人「hot-news」

2008年7月21日 「大幡沢C沢〜A沢・沢登り/西都山岳会」宮崎県

今年も、山の会の例会山行に参加出来た!

 

去年、この「大幡沢」に始めて足跡を残せた。
とても楽しかったので、例会で参加を呼びかけてみた。

 
  

 所属するのは、「西都山岳会」である。ひょんな事から、名ばかり不参加続きの不名誉会長を仰せつかっている。名ばかりとは言え、水曜休みの環境で、あまりにも不参加ばかりの関わりも辛いものがある。が、自分で選んだ(甘んじている?)環境だから・・・と、不満を言っても仕方ない。それより、そんな私と18年も付き合ってくれている仲間達がいるって事に、大きく感謝したい。
 この7月、アメリカのレッドロックでクライミングやハイキングを楽しんだ会員。アルプスを女性達だけで楽しんできた会員。活発な活動を続ける山の会にあって、今回の呼びかけに9名の参加者が集まった。なんと、声をかけたら、熊本のじんさんも参加してくれた!しかし、よく考えてみたら、尾鈴山・平治山・比叡クライミングで、彼女はすでに9名中の8名と同行していることが判った!なんと凄い!
 西都の集合場所を、2台に分乗して6時に出発した。7時20分頃には、皇子原温泉付近でじんさんと合流し、7時50分には遡行スタートとなった。

  
   
沢の入り口で支度。 まず、堰堤を乗り越し、沢に入る。
 
  
しばらく続くゴーロは、少しハイペース・・・
にしたら、Nama師匠から全体を見ろ!と注意を受ける。
大人数に不慣れなリーダーの私だが、頼れる参加者のおかげで、笑い声も聞こえてくる!
 
 

ようやく、全身水浸しで取り付く小滝・・・。Nama師匠の出す、お助けシュリンゲを握るタエちゃん。

 
 
続いての難所?2段滝 1段目は私がロープを張る。
  

2段目は、滝右10mを乗り越える。1箇所カムで支点を取り、一気に摑み上がる。立木にて確保。
ここを、10名が通過する訳だが、こういう確保作業を繰り返す事が、全体の遡行時間を費やす・・・。
そんな不安が、出だしのゴーロを急いでしまった。
しかし、山慣れた仲間達の行動は、実にスムーズである。
  
  
2段滝の上部は、流れ横をトラバース。 そして、ナメのパラダイスへ!
  
 
続くナメ滝 時には、釜を泳いで楽しむ。
  
 

 2時間20分程度で、AB沢とC沢の分岐となる。しばし、行動食休憩。C沢へと突入すると、すぐに現れる20m?の直爆。実に気持ちいい!!左の土石混じりのクサレ壁を直登し、巻く。実に落石の巣だ!しかし、滝に出会う度、攻略の想像が膨らみ楽しさに包まれる。この夏の暑さに、実に涼しい山行が出来るのは嬉しい。地図を読みながら、そしてその先にピークがあるのも、これまた嬉しい。

 
  
C沢に戻り、遡行は続く・・・ ゴルジュの突破も、あれこれ楽しい!

何度か、角が出るのを見たことがある・・・クックッククク

  
滝横をリードする梅ちゃん@ステルスラバー 深い色の青空が、沢の上に広がっている
 
 

トユ滝をツッパリで越える。やってる本人が一番嬉しく楽しいのは当然!皆も続く・・・。
ここを越え、少しの所で昼食とした。後半戦は、藪をトラバースしてAB沢へ入り、A沢を詰める。

 
 
A沢に入り、だんだん水量も少なくなる。 いよいよ大幡山の稜線も近い。
大幡池展望所に上り詰める。 大幡池。下山はこの湖畔を歩いて・・・
皇子原方面への自然林コース登山口へ下山 そして、林道を駐車位置へ下山完了。
 
 

 たくさんでの遡行も、チームワークで的確に安全にクリア出来た。しっかりした足取りで、下山も完了した。あれこれ面白いエピソード(小滝の登りに、水しぶきで目がくらみ?確保しているNama師匠の股間を摑んだ女子約1名や、梅ちゃんの沢でずぶ濡れになった衣類・パンツ込を間違えてもって帰る女子約1名。)も多くあった。Nama師匠、夫婦で参加してくれてありがとう!麓屋隊の心強い参加に感謝!善ジィ・・・果敢に滝を登ってくれてありがとう!(いや、無理矢理登らせてしまった?)米ちゃんもハタハタさんも、ありがとう!顔の広いじんさん、ゲスト参加ありがとう!

 
  

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 自宅5:40----集合場所出発6:00----野尻----大幡沢----スタート7:50----AB・C沢の分岐10:14----昼食12:00----A沢へトラバース開始12:32----A沢着12:50----大幡展望所14:10----下山----皇子原側自然林コース登山口15:45----駐車位置15:56----サンヨーフラワー温泉----西都着----自宅着19:00

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