水流渓人「hot-news」

2008年5月28日 「YU−さんと比叡クライミング/TAカンテルート」宮崎県

 

ようやく果たせた約束・・・だよ!

 
  

 予報は完全に雨だった!だから皆、そのつもりで集まった。私の自宅に7時集合で、川キョンと比叡を目指す。私にとっては、実に4月2日ぶりのクライミング・・・なんとしても岩の感触だけでも味わいたい気持ちが高まっていた。
 実は、以前にもYU−さん・じんさんとは、比叡のクライミングを約束していた。天候不良や諸事情で延期になっていたが、5月初旬に、じんさんから28日の打診があり、再計画となった訳である。当日、川キョンも休みで参加が叶い、「TAカンテルート」と「3KNスラブルート」を2本登ろうと考えていた。
 槇峰の降り口付近に9時の約束、私たちが到着した時には、じんさん・YU−さんは既に到着していた。再会やら、初対面やら、いつもの挨拶やらゴチャゴチャに交わし、私の車に4人乗り込み比叡の登山口駐車場へ移動した。雨のはずだが、登る気満々・・・降り出せば降りましょう!・・・で取り付きに向かう。 

 
   

今にも泣き出しそうな空へ向け、クライミング開始!である。

  
  
じんさんの手越しに、YU−さん・川キョン 私が、じんさんのロープを結んでいるかのように写っているが、靴を履いているだけなんだな!
  
  

まぁ、1P・・・TAカンテの核心を越えて下をパチリ・・・!!

 
   
YU−さん、核心部の一手! 2P、お揃いで・・・
   
   


じんさん提供の写真をノイズタッチに・・・

 YU−さんに初めて会ったのは、やまびこ会湧蓋山だったと思う。その後、扇が鼻・岩井川岳へ行っている。それから、じんさんと初めてご一緒した天狗ガ城・中岳・久住山の時にもYU−さんに会っている。私のフットワークが鈍くなり、平日のクライミングに没頭したりで、あれこれご無沙汰状態だったが、山好きな仲間は、時間を経ても昨日のように感じてしまう。岩場ゲレンデでの初クライミングとなったYU−さんだが、とても上手に登った。しかも、楽しそうに登ってくれた。

 
 
3Pを登ってくる 私をYU−さんが確保し、じんさんが川キョンを確保
  
 

4Pは、まるで樹海を泳いでいるみたいだ!
 
  
ずいぶんいい登りになってきた! 下の川キョンをビレーするじんさん。
 
 
次の3KNスラブへ向けて一旦、懸垂下降する・・・が、雨と風が強まり再度登り返す。 稜線を歩いて下降路へ
 
 

 5Pを登りあがると、大きな立ち木に確保を取る。全員登りあがり、ここから一旦懸垂下降で下まで降りて、今度は3KNスラブルートを登るつもりでいた。大きな立木から、私・じんさんと下降し、川キョン手ほどきの元、YU−さんも下降した来た。風が強まり、次第に本降りとなりかけている。下降は断念し、上の川キョンに、登り返す事を告げる。問題は・・・?懸垂ロープは2本という事。私、じんさん、YU−さんがいて、下がったロープは2本という事。リードすれば問題は無いのだが、しっかり雨で濡れた岩場には、緊張も高い。まず、YU−さんを確保してもらい登らせ、じんさんに張った状態で8ノットで固定し、残ロープの末端が私となる。じんさんが登り、ロープ一杯状態で私が登る。まぁ、ルートの長さは判っているので問題は無い。

  
 

まだ、本降りになっていない間に、記念撮影だ!

 
 
千畳敷で、またまた記念撮影! 雨の比叡となった!
  
 

 ついに、ドシャ降りとなった。急ぎ、車に乗り込んで、所属会のクライミングベース「麓屋」へ向かう!昼食だ!登攀終了をビールで乾杯し、おしゃべりタイムとなった。同じ山好きの会話は尽きない。日常や、仕事では続かない世間話も延々と続くもんだ!しばし、談笑しながら居眠りしたくなり、酔いが覚めるほどに麓屋で雨音を楽しむ。締めにコーヒーを飲み、片付けて帰路へ・・・。
 再会?再訪?再クライミングを誓い、西と東に別れた。

 
  

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