2008年4月27日 「由布岳」/大分県
自宅を4時前に出発!今日は、ママと二人の登山。
ようやく登った!と、タイトルに書いたのは、何度も「行こうか?!」と、候補に上がりながらも断念しているからだ。前泊?という状況を、いつも考慮してしまうからだが、今回は、前泊でも朝出発でもどちらも可である。前日の状況次第・・・って事で、『由布岳』を決めていた。前夜に、ビール+焼酎モードに突入し、早朝出発ほ余儀なくされた。居眠りモードから、グッスリモードとなった私は、3時に目覚めシャワーを浴びた。モグモグ言っているママをしつこく起こし、4時前には自宅を出ることが出来た。 西都からは、延岡市を抜け大分県三重町を目指す。早朝の運転はスイスイだが、腹が減りファミレスに飛び込み、朝食を食べる。5時過ぎではあったが、夜モード続きの酔っ払いカップルが食べる様な飲む様なダラけたままのデレデレが、妙に朝モードの私には見苦しく映った。我が振り直せ!だな・・・。えっ?そんな事は無いよね!胸に手を当ててみる。人の事はどうでもいいのである。そんな事考えていたら、お店の人に「小鉢はどうされますか?」と聞かれ、「じゃ、温泉卵で・・・。」と答えると、運ばれてきたメニューには『目玉焼き』もすでにセットされていて、しつこい卵づくしの朝食になってしまった。ママは、知っていたけど口が『温泉卵』と言ってしまったそうだ・・・(^=^; ソレモコワイ 三重町からママが運転してくれた。大分市を通過し別府のコンビニまで、爆酔の私だった。
おっと、「鶴見岳」が見えている別府市内
やまなみハイウェイに入ると由布岳がひょっこり顔を出した。
登山口から草地を歩き、由布岳山頂へ向かっていく。爽快な眺めだ!
いよいよ「マタエ」に到着!
鎖場を通過し、西峰から東峰を見る。
大崩より火口縁の稜線を見る。
剣が峰を通過するママ。高度感抜群である!
やはり、飽きの来ない素晴らしい要素多い山である。麓ののんびりとした景色から、高度を上げるたびに広がるパノラマ。荒々しい火口の岩稜帯。何の恐怖も無く、むしろ楽しめるのは、今までの積み重ねだろうか?鎖の設置場所より、自己のルートファインディングで登れるのは嬉しい。めまぐるしく変化する火口壁のお鉢巡りは、期待と嬉しさでアッという間に終わってしまった。 2ヶ月ぶりの山になるママだが、ずいぶんキツかったはずだ。でも、こうやって同行してくれて、そして登った。下山する頃には、ずいぶん遅く、休み休みとなってしまったが、登りの体力・下りの筋力と言われるだけあって、ずいぶん筋力の低下が原因だと思った。私の仕事が、平日である限り、なかなか同行出来ないだろうが、なんとか都合を作っては山歩きを続けて行きたいと思っている。
東峰にて
東峰より西峰を見る。(さらに大きなお鉢巡りパノラマ→■)
東登山口方面への下降路の悪場が過ぎて振り返る。
下山して振り返れば、山桜の花と葉が、まるで紅葉みたいなコントラストを演出している。
下山後、サクラソウの自生地に寄ってみた。腕章をした保護観察員の方が監視されていた。春らしい色の花、シュワシュワと美味しそうな葉。下山した満足感が重なり、この花のやさしさまで感じてしまう。 帰路は、長者原から九重経由で竹田市に抜けようと思っていた。ママは、この道を自分で運転してみたいと言った。
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