水流渓人「hot-news」

2007年12月12日 「ナックルフェースFYKルート/比叡T峰」宮崎県

 

事の発端は、8日土曜日である。
このルートをタエちゃんにリクエストされた小松の親分である。
この1Pに、レッドポイントの可能性を見た!再挑戦したい!というのである。
この1Pと言えば、FYKルートの1Pである。
実に、大変なんだなぁ〜・・・ここは。
 
なのに、何も知らない熊本のじんさんは、参加である。
知らないから、拒否しないのだろうなぁ・・・(^^;) v

 

で、水曜登攀隊+川キョン+じんさん・・・4人隊    しかも雨降りそう(-_-#)

 

 あれこれ言う間もなく、比叡である。心は重たいまま、FYKルート路線は確定されている。30分早く到着した宮崎3人組みは、熊本からのじんさんの到着を待って取り付きへ向かう。いつも、ヒーハー言うのが、このアプローチである。

 
  
道路脇の木々が切られ、すっきり景観が良くなった。 T峰がズバァーっと見える。
   
   
さぁ、究極のスラブ登りが始まる。 なんと、この厳しい下部をフリーで抜けた!!
 
 

45m続く、究極のスラブ+フェースは、今回もその厳しさを見せ付けた!
上部で、1テンしてしまい、レッドポイントは次回のお楽しみになった。
しかし、そのモチベーションは素晴らしいもんである!!

 

1P/45m/5.10C

ゴボウになったが、それでも力尽きる事無く抜けた!良く頑張った!! 1−2−1なので、私が小松の親分を確保し、
じんさんが、川きょんを確保する。
 

2P/45m/W+   3P/40m/W+

2P・3Pは、3KNスラブルートのすぐ右を45m・40mと快適に(W+)登る。
あ〜、見える右側の染み出しのフェースを、これから登ると思うと・・・(*.*~~

  

4P/45m/5.10a

4P、染み出しを右トラバース(-.-;) そして、更なる染み出しへ直上(^◇^;) 
 

 しかし、凄いのはじんさんだよなぁ〜(;-_-;)。まだ、私とチョロチョロとしか登っていないのに、「FYKルート」と聞いても、断りもせずに付いてくるのだから・・・。まず、普通の人は断るよな・・・。それより、取り付いて敗退するのが普通の女子!ってなもんだ。しかししかし、彼女が違うのは、判りもせずにただただ私達を信用し、そしてなにがなんでも登り切ってしまうその強さである(;^_^A 。何度も、根を上げそうになりながらも、とにかく上を目指す姿は、ショートのスポーツクライミングより、より山岳に適している気がした。最近、多くの諸先輩方との交流も始まり、今後の活躍を期待するばかり・・・。私をリードして連れて行ってくれる日も、ずいぶん近くなりそうな予感だヽ(*^^*)ノ

 
  
4Pをフォローしてくる川キョン 5P、フォローする川キョンを確保するじんさん
 

6P/40m/5.9

最終ピッチは、最高の高度感を得て豪快にナックルピークへ抜ける!

じんさん、ガンバル! 「もう、リタイヤしたい!」と叫んだが、ここまで来て
どうやってリタイヤするのか見てみたい!
 
 

ここを登れば、こんだけ嬉しいのは当然だ!!

  
 

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