言葉少なに・・・・・
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朝日が見えた。
「うぁーすっげぇ!」と、携帯で写真を写したのは次女。
助手席の長男と、後部席の長女は爆酔している。
20分程が過ぎて、「おいっ!着いたよ!」と声をかける。
子供達は学校へと南へ走る電車に乗った。
私は、県北へと車を走らせた・・・。 |
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比叡のトイレ横駐車場に到着した。平日に駐車している車があるのは珍しい。久留米ナンバーだなぁ〜と思いつつ、トイレで用を足す。ん?岩場から声?と、見上げると「1スラスーパーの2P終了点」に3人のクライマーが立っていた。なんだか、閑散としたいつもの水曜に、嬉しくなる光景だ。 |
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【ハングの果てに見た夢は・右ルート】 |
1P 40m 5.11-
極めて厳しいスラブを左上していく。
2P 50m 5.11-
フリクション頼りの傾斜の強いスラブ。
3P 35m 5.9 カンテを快適に・・・、しかし微妙なバランス箇所もある。
4P 20m 5.11 ハング下から右の小ハングを超える。
5P 30m 5.11 クラックから左にまわり、きびしいスラブ登る。
6P 25m 5.8
?・・・絶対に5.8ではないと思う。
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1Pを登る。
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2Pは、緊張が50m目一杯続くスラブ |
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2Pの中間部 |
3Pのカンテを登る |
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4Pは、このルートのハイライト!
小松の親分に、ハングの直登を誘われたが辞退し、右ルートへ行く。
ここは、師匠の開いたルート・・・厳しい!
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ハングを乗り越し、下を写す。 |
5P、クラックの後、
左へ回り込むのがこれまた厳しい! |
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終了点へ到達すると、少し成長を実感していた。
実にヘタレな登りだったが、こうして付いて来ている事に実感が込み上げて来た。
横にポツンと「白亜スラブルート」の終了点の石舞台が見えていた。
あそこでも、ありったけの充実感を感じたよなぁ〜!と思い出すと、
それもまた、過去の事なんだ。
私達は、このルートの登攀ですら過去にして、下山へと足を向けていた。
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自宅6:25----佐土原駅----都農神社7:30----比叡3峰水場9:25----登攀開始9:40----1P終了10:55----2P開始11:10----2P終了12:15----4Pハング開始13:05----終了点15:05----昼食----下山15:45----駐車位置・水場16:00--------日向・お舟出の湯----帰宅19:30 |