水流渓人「hot-news」

2007年5月23日 「ママと歩くむかばき山」行縢山
 

 
誰か一緒に行く相手はいないかぇ〜??
 

 

 水曜登攀隊は、小松の親分の仕事で中止になった。いつもドタ誘いする熊本のじんさんも、お友達とランチの先約・・・断られた!実は、この日にママも仕事を休んで友達とランチを予定していた。しかし、友達の急用でドタキャンとなってしまい。夫婦での山行となった。いつも様に岩登りを誘うが、「絶対行かない!」と、いつもの様に拒否されてしまった。前日の新聞に掲載されていたササユリを見に「行縢山」と言う事になった。
 行縢山には、我が家には変なジンクスがある。子供達の通った小学校では、5年生の時に「むかばき青少年自然の家」へ宿泊学習がある。その宿泊学習時に、行縢山登山が予定されているのだが、事前に登った次女・長男は、宿泊学習時に悪天候で登山は中止となっている。事前に登らなかった、長女・次男は、好天で登っている。だからなんなんだ(^^;)
 家族でママだけが登っていなかったので、丁度良かった!と言えば良かったのである。

  
なかなか親切だなぁ〜! 行縢神社
 
問題の靴を履いて登るママ 最初の木製の橋
 

 なんで、↑「問題の靴」なのかである。我が家の登山史上、出かける前の準備は、確かに私がやってきた。が、しかしである。出かける前に、「登山靴は入れた?」と、私はママに3度聞いた。そして、ママは「入れてない!」と、3度答えそのまま出発した。彼女がスリッパのままなのに気付いたのは、実に日向市に至ってである。まぁ、先週は私がスリッパのまま岩登りに出かけたこともあるし、最近のボケかましの多い夫婦・・・どちらとも言い難い事も多い。延岡のイオンが開店するのを待って、運動靴を買って行こう!と言う事になった。開店まで1時間ウロウロした。・・・という背景のある「靴」を履いての行縢登山なのである。

  
滝見橋から行縢ノ滝を見上げる。
  

なぁ〜んか迫力に欠ける水量の「行縢の滝」or「矢筈の滝」or「布引の滝」
落差77m、幅30m「日本の滝百選」に選ばれている!
こうやって記念写真を写すマメさが円満の秘訣なんだろか(^o^;)

  
山ノ神峠 沢に架かる橋が無くなっている
 
フタリシズカ ギンリョウソウ
  

 前日、宮崎日日新聞に、ササユリの写真が掲載されその減少ぶりが書かれていた。ササユリの葉は天を仰ぐように葉先を上げ、ピンクの花はうつむき加減にしている。聡明な花は、人の心を見透かすように、そこに咲く意義や強い意志を持っている。減る事は辛いなぁ〜。

  
山頂からの展望。海まで見えていた。写真クリック拡大
    
むかばき青少年自然の家 山頂
 

 山容から想像すると険しく思うが、実に歩きやすく整備された登山道である。ゆったりとしたペースなら、休憩なしでも山頂を踏める。しかも、その迫力と言い、山頂からの眺めといい申し分ない山だと思う。
 出足がで遅れたので、スッタカ下りお舟出の湯を目指す。ママは久しぶりの温泉だと言っていた。ゆっくり太平洋を眺めて湯に浸かり、二人でいい時間を過ごす事が出来た。そのまま子供達を迎えに佐土原駅を目指し、帰宅する。朝、修学旅行に出た次男は、今頃何してるだろう・・・と思った。

    
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自宅8:30----延岡9:00----イオンショッピングセンター10:00----登山口10:50----滝見橋11:28----行縢ノ滝11:45----山ノ神神社12:10----山頂12:50---昼食----下山13:45----上の駐車場14:45----駐車位置15:10----日向お舟出の湯----佐土原駅18:20----帰宅18:50

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