2007年5月9日 「動画/大滝左ルート + 美しい上部 」雌鉾岳
当然、水曜登攀隊「初見挑戦の旅シリーズ」なのだが、この「大滝左ルート」は、おなじみ「大長征ルート」後半の、中央バンドから直上2ピッチである。初見になるのは、下部の5ピッチである。しかし、それだけで済まないのが、水曜登攀隊リーダーのモチ高き小松の親分である(^o^;)。 「その後、懸垂下降して私がまだ登っていない、美しいトラバースルートの上部をやりましょう!」 と、なるのである。美しいトラバースルートの直上A1の2ピッチは、なんと私と川キョンで挑戦した事があるのだな!d(-_^)good!! 今回は、水曜登攀隊with川キョンなので、初めて「ビデオカメラ」を持ち込んでみた。動く登攀シーンは、登ったことのある人にしか伝わらない気もするが、私の下手さ加減も伝わるのでいいかも〜(^o^;)だな!
この「大滝左ルート」の核心ピッチとなるのが、この1Pである。スラブの広大さが画面から伝わってくるだろうか?・・・なぁーんちゃって、配信会社みたいな事を言っても、データサイズ都合上、最小の画像なのだな!これが(^_-)〜☆
川きょんは、最近はデジカメを持っていたりする。そんな写真を頂き、私の写真がセルフシャッターでなく存在した。ありがとう\(^o^)/ 水曜登攀隊のオールスタッフ集合写真である。
1ノ坊主へ向けて直上する6・7ピッチは、このルートの看板である。青空に吸い込まれる如く、ニジリニシ゜リと鉾スラブの結晶つぶ拾いである。しかし、この独特のスラブ登りこそ、日本最大?と言われる1枚岩の楽しさであり恐さである。リードの難しさ恐さに比べると、なんとあっさり登れるセカンドよ!と感じていまう。だからリードで取り付くと、その恐さを背負うのである。 坊主岩の基部をトラバースし、一旦樹林帯に下りて「美しいトラバースルート」の終了地点付近から懸垂下降する。登りきった安堵感に一旦包まれた後の下降は、なんだか恐い!懸垂2回で、中央バンドに立つ。やるき満々の小松の親分は、A0ですいすいと登っていった。
名残のアケボノツツジやヒカゲツツジを見ながら、フィックスロープをたどって降りる。西に傾いた日が、スラブを照らしていた。
自宅6:30----佐土原駅----都農神社7:30----登山口9:30----取り付き10:00----登攀開始10:15----中央バンド11:45----大滝左ルート終了13:20----美しい終了点より懸垂下降----上部登攀----終了15:50----下山----日向お舟出の湯----帰宅20:00
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