水流渓人「hot-news」

2006年2月8日 水曜登攀隊「強風雪の第2スラブルート/比叡1峰」宮崎県

 

2006年 ようやく水曜登攀隊が岩を登るぞ!・・・と、出かけたが・・・
  
寒波到来!そして、強風注意報!
  

 「行きませんか?」と、珍しく私から誘った。先々週は、アイスクライミングになったので、約2ヵ月ぶりの岩の感触となる。月曜日は雨・・・、火曜日は強風・・・、なんだか穏やかではない天候だが、とりあえず行ってみて決めようということになった。
 向かう車の中で、「2スラスーパーにしまょうか!」という事になっていた。

 
取り付きは駐車場から1分 ありゃ!濡れている!!
  
   

 1Pを50m一杯で登り、草付をやり過ごす。2スラの取り付きに立つと、スーパールートはべったりと濡れていた。しかも凍り付いている所もある。しかも風は容赦なく吹きつけ、青空がひろがったと思ったら、雪雲が覆い粉雪を吹き付けられた。しかし、以前もそうだったが、強風は恐怖心を倍増させる。そして、私は初見でこのルートを登った事もあるのにだ!

  
  
マイブームは、「かつての登攀具」・・・、今日もボリエールのフィーレを・・・
履いては来たが、その足裏感のなさは天下一・・・だが
道具ではない!登攀をそのうちやってみせるぞ!!ってか・・・。
  
  
4P・・・このくらいは快適だ! 7P、たまに水流ちゃんのリードもある。
  
  
2スラの名物岩
細引きもずいぶん古くなっている 裏から見ると、ますます危ない。
     
  
終了点にて、おじさん満面の笑み! ホイッ、下山完了!

 実にめまぐるしい天候の変化だった。横殴りの粉雪が吹きつけたかと思うと、真っ青な空が広がってみたり、動けないほどに風が吹きつける。振り返ったとたん、終了点は雪雲に覆われたりする。
 今年は、私はどんな山ライフなのだろう・・・と、ふと思う。岩登りをしながら、クライマーでない自分を認識している。あれこれ高望みすることなく、自然が自然に流れていく中に、有り難く身を置く事にしよう・・・。

 
  

帰路、振り返ると吹雪になった。・・・宮崎でである。
  
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自宅6:25----佐土原駅----7:30都農神社----9:20登山口----9:38出発----9:45登攀開始----13:10登攀終了----昼食----13:35下山開始----14:15千畳敷----14:20駐車場----14:35帰路へ----門川温泉----帰宅19:00

  

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