水流渓人「hot-news」

2004年9月15日 「比叡デビューの仲間をサポート登攀/TAカンテ」宮崎県
 

「連れて行くよぉ〜!」
掛け声だけは元気なオヂサンであるが、結構照れ屋なハゲ親父でもある。
6月14日のクライミング以来、都合や天気や夏休みや諸々で、
3ヶ月ぶりの比叡の岩は、新人養成講座ならぬ・・・
水流ちゃんリードでメロメロクライミングと相成った訳である(-_^;
 
同じ町に住む「ゆき」さん、熊本の「じん」さん・・・つながりはやまびこ会
 
さぁ、3ヶ月ぶりの比叡I峰は快晴!
であったのだが・・・(>_<) →→→
途中で雨がパラつき、
終了点で暗雲立ち込めた(@_@)
   

登山口にて緊張の記念撮影(^o^;)
ゆきさんと、じんさんの間に陣取ってみたものの・・・
直立不動、硬直、汗タラタラの水流ちゃんなのであります。
一応、弁明しておきますが、別に御2人の御姉様方にイジメられたのでもないのですよ・・・(^^;)
新人らしくしっかりロープも担いでくれているし・・・(^^)
強いて言えばお二人の色気にメロメロの水流ちゃんなのでありましゅるぅぅぅぅ・・・っと(^_-)〜☆
   
撮影、ゆきさん ありがとう!
   

濡れたスラブにはヒュウガギボウシがチラホラと・・・
    
1P/IV+、そしてルート核心のフェイス 2Pは、お姉様方お揃いで・・・
     
4Pカンテを登るゆきさん 5Pも、お姉様方お揃いで・・・
 

 福岡在住の山の先輩からメールをいただいた。内容を要約すれば、興味を持ち始めた「沢登り」の技術を高めたい方がいる・・・との事。先輩も私も、沢登りは岩登り技術の延長に存在すると思っている。私で出来ることであれば・・・と、引き受けることにした。教えることで、自分自身の再確認にもなる。
 そして彼女は、同じ町に住む知り合いでもある。1晩、我が家のクライミングボードと手持ちのクライミングギアを使用し、簡単な基本動作の確認をした。そして、今日「比叡」で実践練習となった。本当は、もっともっと基本的な練習をした上で本チャンルートへ来るべきなのだろうが、私の山の師匠は、まず、何の知識も無い私を比叡の第一スラブへ連れてきた。でも、私はそうしてもらった事で、岩登りに対し、安全に対し、何が必要なのかを自ら理解できた。やはり、体験してみないと判らないと思う。
 そして、今日。自然は私たちに素晴らしい体験をさせてくれた。快晴で始まった朝・・・・・、途中で雲が立ち込めた。雨がパラつきはじめた。懸垂下降もしたことの無いゆきさんを、登攀中にどうするか・・・私は揺れた。判断は、早い行動で稜線を捕まえる事であった。結果オーライではあったが、登攀終了後に雨は降り出した。たくさんの要素は、ゆきさんだけでなく比叡5回目のじんさんにも、そして今日リーダーの立場である私の意識をも高めてくれた。

   
下山後、私の所属会が借りている麓屋
おっと、台風の倒木で絶景風呂が間一髪!
間に挟まれず、少し離れての一枚は、
水流ちゃんもリラックスの図である(^^;)
 
   
登山日記のページへ

 Copyright (C) 水流渓人 All Rights Reserved  

BACK

inserted by FC2 system