水流渓人「hot-news」

2003年1月29日 「登山道のない春山調査登山」宮崎県・尾鈴山系

 この日、第一級の寒波がやってきた。前夜、わくわくして雪山の装備を準備した。霧島で、しこたま雪深いルートを・・・と、もくろんでいた。しかし、当日朝、「えびの高原ライブカメラ」をのぞいて、アレェ・・・となった。車道が見えているだけで、韓国岳はスッポリ雲に覆われていた。視界の無い登山も気乗りせず、ママと相談・・・・!
 結果、この冬の目標にしている「尾鈴山系7座縦走」の調査登山・・・、藪こぎでもしてみようか!と言うことになった。とたん、地形図を印刷して家を出た。それにしても、良い天気・・・・風は強くて寒いが、その分青空の色濃い事といったらない。

 

 @尾鈴キャンプ場へ向かう手前、袋谷方面へ細地区から左折する。 

 A春山が見えてくる。地図に出ていない林道がのび、しばし予定した取り付き尾根が確認しにくい。

  

 Bとりあえず、落石をどけながら林道終点に到着。

 C支度を済ませ、強風に耐えながら出発!−3℃。藪突入・・・と思いきや??

   

 D九州電力さんの標柱発見!確信をもって取り付くと、目印もバッチリで拍子抜け・・・、少し不明な所のみ目印を加える。

 E始終、造林の中を歩くのは、かなりな興ざめ・・・。うっすらと雪も積もり、どちらかというとトボトボ歩くって感じかな?
 
アッと言う間に山頂へ 登り45分 下り25分

 マイクロ無線の反射板が2基設置してある。マイクロ無線が何者だが判らないが、私達が使用しているケーブルでの通信回線でなく、無線でのデータ回線の様だ。3G〜30GHzの周波数をしようするSNF(マイクロ波)だそうだ。
 少し興味があったので、当夜「九州電力・西都営業所」さんに電話してみたところ、翌日調査までしてくれて教えていただいた。やはり、山間部への通信の中継地点となるそうだ。都農町→春山→一ツ瀬・片内→小丸川へとつないでいるそうだ。ご親切にありがとうございました。

     

1162bの山頂三角点にて・・・(合成写真って判る?)
 
霧島方面は雪雲に覆われる 川南町・高鍋町が日向灘と共に一望だ!
 
帰り道・・・・、すべての景観に切り取られた林道が無惨な感じがする・・・
 
 あの場から見えていた海が見たくなった・・・
霞んで、尾鈴の山容に似た双石山(トクソ山系)が見えていた。
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9:30自宅発--10:10袋谷分岐・細地区--11:10林道終点--11:30登山開始--12:15春山山頂---昼食--13:05下山開始--13:30車--15:00高鍋・富田浜--16:00自宅着

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