2003年1月2日 大阪市/日本一低い山「天保山」

   【初詣編】・・・・・出発〜元旦の京都初詣〜近所の住吉大社
   【蘇鉄山編】・・・一等三角点の日本一低い山
   【天保山編】・・・日本一低い山

 
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2万5000分の1の地図にも標高が表示!
 

  
 今回の大阪行きは、女房の実家帰りが主ではあったが、「副産物」も期待していた。観光だけでは、アウトドアマンを自負する私には少し寂しい・・・。下調べをしていたら、なんと目に付いたのが「日本一低い」というキッチコピーである。
 そして、関西といえば「USJ」の陰に隠れてしまいそうなほど゛、遙か宮崎の旅行会社の広告が、はなはだ賑やかに飾られている。そこらにまったく興味のない「自称アウトドアマン」の水流渓人くんが、対岸に「USJ」を見ながら、「大観覧車」、「海遊館」を背にして、そんなところにまったく目もくれず、地を這うような山頂を極めるという「贅」を極めることにした。金が無いから「USJ」、「大観覧車」、「海遊館」に行かないわけではない!!しつこく言うようだがそうだ!!
しかし、行ってみたい!

     

@天保山公園の正面から、踏み跡の明確なルートを通ることにする。階段状にステップを切った登山道は、じつに有り難い。

A稜線を見上げる。設置された固定金具は、急登の手がかりに有り難い・・・。振り返りながら高度を確認する・・・・・ん????あれっ!!

    

B稜線に出て気が付く、標高4.5bにしては、高度を上げすぎていた。コンパスを合わせ主尾根を縦走し、本峰へ慎重にルートファインディングを行う。

C稜線から西の方を振り返ると、天保山連峰の最高標高を誇る、「大観覧車」112.5bである。

     

 
 ズバリと地中に食い込む「三角点」は、やもすれば路面のタイルブロックとまちがえそうだが、ようやく山頂であることが確認できた。そこから見える海面より、間違いなく高い位置にあった。涙目で、少し遠くに目をやれば、青い空と「USJ」・・・別に行きたいわけではないが・・・・・、正面に・・・・・、手の届きそうなところに「USJ」がある。

    

D山頂標識にて記念撮影。難易度の高い「天保山」の標識に触れ、目頭が熱くなる・・・・

E運河を挟んで、対岸に「USJ」が見えている。ただ、見えている。

     

F再度、登山口に引き返し、そのまま「海遊館」方面へ足をのばす、正面入場口ルートよりアタックをかけるが、2000円級の高難易度に、攻略できずに敗退。最新のクライミングギア「マネー」を持参しなくては・・と、反省。

G取り付き位置から東方にルートをとる。マーケットプレースの一般道からアプローチ。店内の複雑な地形を、藪こぎ状態でなんとかかわす。奥の「大観覧車」は、難易度も700円級に付き、取り付かなかった。

H店内藪こぎも、いよいよ核心部となる。「食いしんぼ横町」は、最近人気のルートである。ルートを外れないよう注意する。

Iついに「山小屋」へたどり着く。しばし、休憩をとり格調高い「登山証明書」を10円にていただいた。

       

2003年度、34番目の「いちびったヤツ」となる!
    

  
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