2002年11月20日 西都市「掃部岳」登山

水流渓人「ヒメシャラの森を歩く・・・掃部岳」

 
 

  
 「お父さん、明日は山登りに行かんとぉ?」長男がたずねた。私の住む西都市近郊の山へでも・・・と言うことで、前夜行き先が決まった。私の休みは水曜日だから、長男は自主野外授業となってしまうが、一応我が家では「よし!」の部類である。
 この山は、平成8年に所属の山岳会で「山開き」を行ったことがある。その時に、西都市側からの登山道を整備し、訪れる登山者も増えてきた。結局、調査登山をしたとき、長女が1年生・・・7年前に登って以来である。思えば、家族登山の第一歩の山なのかも知れない。標高差700bの登り、山頂手前のアップダウンで、長女の涙ぐんだ顔が今も忘れられない。

 

登山口にて
 
いきなりの急登が始まる
 

 一気に高度300bを登り上がるとと、大尾根の広場に出る。ツガの大木が立ち並び、3q近く続く大尾根は、たくさんの自然林が楽しめる。特に、ヒメシャラの多さには驚く・・・。 

 
第2展望台手前、樹間から山頂
 
稜線のはブナの大木も多い
 
 稜線から見える「霧島連山」・・・その名の如く霧に浮かぶ山
  


手前小ピークから、山頂を望む。


山頂1223bにて
    


左/市房山、右/石堂山が鎮座する。
 

 以前の印象とすると、もっと自然が濃くなった気がする。山の楽しみ方をもっと知ったから、そう思うのかも知れないが、自宅から40分もかからない所に、いくらでもある山また山の自然・・・・、足で確かめる贅沢、「豊か」と言うことを噴き出る汗が教えてくれる。
 もし、子供達に何を残してあげる?と聞かれたら、本当の「豊かさ」を感じ取れる感性・・・と、答えようか?そうあって欲しい今の家族登山である。
 


無事下山
 


少し下流では、まだ紅葉が楽しめる
 
   
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