2002年9月18日

「花切山(下徳蘇山)宮崎県/加江田渓谷

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宮崎は、本当に自然に恵まれていると思う・・・。
宮崎市の中心街から20分も車を走らせば、「加江田渓谷」にたどり着く。
そんな近場に、これだけ植物の豊富な自然が残されているとは・・・
古くから親しんだ加江田渓谷・双石山登山口を通り過ぎ、
今日は、「椿山キャンプ場」から徳蘇山地の「花切山」へ登った。

子供達の修学時間を利用して、夫婦で歩いた。
誰にも出合わない、そんな照葉樹の森はそこにあった。

キャンプ場近くの加江田川 加江田遊歩道入口
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遊歩道をのんびりと・・・
しばらくで、花切山方面へ入る

 加江田川の支流沿いにしばらく歩く。岩肌には、イワタバコがびっしりと張り付いていた。混じるホトトギスも、蕾を膨らませている。
 しばらくで、川を横切り照葉樹の森が始まる。踏み跡も少なく自然は濃く、足裏に申し訳ないぐらいのやさしい感じだ。ここから急な登りが2時間近く続くが、楽しませてくれる物が多くて疲れを感じる暇もなかった。もっと、もっとゆ〜っくり楽しみたいと思う。?・・・、ママと二人の時間?それもあるが、ここの自然もである。


イワタバコに混じるホトトギス

炭焼き跡

手も使っての急登が続く
キノコの種類が多くて驚いた。名前が判らないのが情けないが、30種ぐらいは見た。

 結構、登りごたえのある山だ。山頂に展望は無いものの、少し手前の展望所からは、「日向灘」「宮崎平野」「尾鈴方面」「鰐塚方面」が一望できる。海岸に打ち寄せる白い波がすがすがしく眩しい。吹く風は、もう秋の風だなぁ・・・。
 ビールで乾杯。ん?・・・・何に?そんなものに理由はいらない。あるとしたら「今に!」だ。ママの作った弁当を、そんな日に、そんな場所で食べれる幸せは、どう考えても「乾杯!」だと思う。

花切山展望所で昼食

宮崎平野と日向灘を望む
山頂標識、視界は無い。
かつては下徳蘇山と・・・、下に落ちた標識

登りが急だと、下山も急だ!・・・当たり前か
遊歩道入口近くの「椿山キャンプ場」へ、ちょっと寄ってみた。
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そっとしておきたくなる、そんな花・・・

モミジコウモリ

ミゾソバ
ボタンヅル
ツチトリモチ キバナノホトトギス
シュスラン ホトトギス・・・もうすぐ
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