2002/05/04
大分県山香町(位置)
水流一家「家族登山隊」5月旅行記No.1 水流一家「家族登山隊」5月旅行記No.2
国東〜玖珠町〜菊池渓谷〜南関
待ちに待ったコールデンウィークの家族登山だったが、前日までの雨のため今回は私と長男が歩くことになった。前日から国東入りしていた山の会の仲間も合流した。 この田原山は、標高の割に素晴らしい眺望に加え「鋸山」の名の如く、スリルある岩稜歩きが楽しめる山である。ガイドやネットからの情報だが、CLを努める私も参加するメンバーももちろんはじめての山である。多少余計に準備した装備は、ずっしり重くなってはいるが、コースは比較的短い。女房と他3人の子供は、周辺観光待機となった。
国道10号線から山香温泉「風の郷」方面へ入り「熊野磨崖仏」を目指す。下山口を確認すると、登山口となる「鋸山トンネル」へ向かった。立派な駐車場とトイレがあった。前日組とここで落ち合う。 準備をしているとトイレの中から大声、じっちゃんの閉めたはずの扉が自動的に開いたそうだ!黙ってりゃ判らないのに・・・と思いつつも、「何も見えなかった!」と、一応安心の言葉をかけてあげた。 歩き始めると、10分もしない内に汗が出てきた。そろそろ休憩?と思ったところで展望が開けた。
?
まさに「大観峰」の名にふさわしく、標高500bでしか味わえない素晴らしい展望が広がっていた。別府湾・市街地・高崎山・鶴見岳・由布岳・・・、くっきりと見える景色に、ため息がでる。今にも降り出しそうな空だが、展望はいい。 今回、前日までの雨で濡れた岩場を想定して長男しか登らせなかった。慎重に歩けば問題はなかったが、事故の起きそうな緊張連続の「岩稜歩き」であることには違いない。大観峰の登りから八方岳・小松岩までは、細引きでつないで歩く。
下山は、登山口(駐車場)を反対にとり、熊野磨崖仏へ ここに「この先は有料です。」と書いておいて欲しいと思った。知らずに進むと熊野磨崖仏の料金所で、通過なのに執拗な入場料請求を受ける。「あんたら登山者の歩くコースは間違いだ!」と意見される。「間違い」の意味は未だに理解出来ない。登山口が山香町で、下山口が豊後高田市で行政違いがあるからなのだろうか?
水流一家「家族登山隊」5月旅行記→No.2へ
Copyright (C) 水流渓人 All Rights Reserved
〔BACK〕